カテゴリ:占星術メッセージ。
おはようございます。
今週は、04月26日(水)21時17分に、牡牛座07度で新月です。 牡牛座07度のサビアンシンボルは「サマリアの女」です。サマリアの女というのは、聖書のヨハネ4章に出てくる女性とのことなので、久しぶりに聖書を読んでみました。 サマリアのシカルという街にあるヤコブの井戸で、イエスが「私に水を飲ませてください」と声をかけた相手が、サマリアの女なのだそうです。このサマリアの女には、かつて夫が5人居たそうですが、今一緒にいるのも夫では無かったのだとか。(当時の社会としては差別的な待遇にあった女性ともされているようです。) 当時は、井戸から水をくむ道具は井戸に付けられていなくて、それぞれが家から持って来て、水を汲んでいたようです。旅人であるイエスはそれを持っていなかったので、サマリアの女に「水を飲ませてください」と言ったわけなのです。 そして会話の中でイエスは、サマリアの女に、「わたしは、けして枯れることのない水を与えることができます。」とも言っています。つまりここでは、実際に飲む水と、たましいの潤いとしての象徴としての「水」の、その両方が描かれていることになります。 また、当時ユダヤ人とサマリア人は、それまでの歴史的な経緯から仲が良くなかったそうなのですが、このイエスの出現によって、サマリア人たちもイエスを信じるようになったと聖書には書かれています。 07度という度数は、AとB両極の価値観にあるものの間で強いエネルギー交換が行われることが表されている度数です。 この牡牛座07度においては、牡牛座が象徴するところの、物やお金の財、持って生まれた才能や資質、過去からの流れなどに、たとえ「恵まれている・恵まれていない」などの大きな差があったとしても、その「AとBとはひとつ次元の違う、自分にとって信頼できる価値」が見つかることで、それを超えたり、心の強さを得ることができる、と読み解くことができる度数となっています。 新月はスタートを表します。新月への流れの中から、何かこのシンボルが象徴するようなことが始まったりするのを、見いだすこともできるでしょう。どうぞ、すてきな新月をお迎えくださいね。 また、このサマリアの女とイエスが出会うシーンは、たくさんの絵画として描かれてもいます。ネットで検索しても、そのいろいろな絵画を見ることができ、とても興味深いです。 それでは、サビアン占星術からの今週のメッセージをお届けします。 04月23日(日)04度。〈金でできた虹の壷〉 希望は、地上の豊かさをもたらします。 04月24日(月) 05度。〈開いた墓の前に居る未亡人〉 さあ!次への一歩を踏み出しましょう。 04月25日(火)06度。〈渓谷にかけられる建設中の橋〉 コミュニケーションは、お互いの壁を取り払うための、鍵になります。 04月26日(水)07度。〈サマリアの女〉 自分にとって信頼できる価値は、自分の中からやって来ます。 04月27日(木)08度。〈雪といっしょにないそり〉 準備期間には、長期的な展望を持ってみるのも良いでしょう。 04月28日(金)09度。〈飾られたクリスマスツリー〉 物と心の、両方の豊かさを持つこともできます。 04月29日(土・祝)10度。〈赤十字の看護婦〉 まずは自分が幸せになりましょう。それが世界に広がります。 04月30日(日)11度。〈花に水をやる女〉 守り育ててみましょう。心豊かになれます。 『色彩サビアン占星術 12星座』のkindle版は《こちら》です。 ☆東京星図カフェ鑑定を始めました。くわしいことは《どうぞこちら》をご覧ください。 ☆今季洋は、2016年度までのおよそ10年間、月一回のペースで、街歩きである「東京星図めぐり」を開催してきました。こちらのほうは、2017年春分より、小山永珠さんが開催しています。新しい東京星図めぐりにつきましては、どうぞ《こちら》の小山永珠さんのブログをご覧ください。 ★アトリエえんどうまめのHPは、《こちら》です。 それでは今週も、どうぞすてきな一週間を、おすごし下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.08.20 13:08:34
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