スコセッシとデカプリオのコンビ最新作。ちょっともう古いけど相変わらずビデオで観ました。
なななな~んんの!スコセッシ節バリバリ!で好きでした。久しぶりの彼の気合の入った感じが観れた気がする。
まるでカリギュラのように屈折してデカダンな裸のデカプリオがおしっこを牛乳瓶に集めて・・・。それがアートのように綺麗だ。
こういうデカダンは大好きです。でももう時代遅れなんだろうなぁやっぱり。スコセッシは時代に置いてかれてる?
この映画の主人公、ハワードをどう描くかに当たって、彼自身の製作した映画からインスピレーションを得ているように思う。
まず「ヘルズエンジェルズ」そして何より屈折したマザコン的キャラは、あのジェームス・ギャグニーがガスタンクの上でママー!と叫んで爆死する衝撃のシーン「暗黒街の顔役」から来ているに違いないのだ。
でも、あの巨大飛行機は飛ばなかったんじゃなくて飛んでたの?
飛ばない無駄な巨大飛行機ってことで記憶してるのですが・・・。それだけ周りからいい噂は立てられなかったのだろう。
ハワード?は金持ちのどら息子で甲斐性なく遺産を食い潰したアホな男とばかり思っていた。でもこの作品を見る限り!彼はバカどころか、時代を先取りするパイオニア!天才だったのだ!その点が私を大きく感動させましたのだ。
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Last updated
2005.11.13 23:10:31
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