263116 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

もるぺぽ

もるぺぽ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

永田もる

永田もる

Calendar

Category

Archives

2024/03
2024/02
2024/01

Favorite Blog

aki.'s Room aki_67さん
Single Income Three… 伊藤ししゃもさん
オキラクイクジ。出… Yongさん
今日のえむきっず。 えむまむ@m4さん
欲望の種 kimama++さん
ec… よっちゃんいか212さん
3人暮らしpart1 リサkichiさん

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

2012/06/17
XML
カテゴリ:もる
こっぷが中学に進学して
中学時代というものを再度体験することになり
つらつらと思い出すことがある。


これまた
しょっぱい思い出しかないわけですが。


まず制服。

私には7歳年上の姉がいる。
姉は私と背は同じだったけれども痩せていた。
その

  7年前に使った 細い姉の 制服を

ボンレスな私に渡す母。

しかも
どこかからいただいてきたのか
3枚も制服があった。
どれも私にはパッツンパッツンで

  なにこれどんな罰ゲーム?

しかし母の様子を見れば
買ってくれる望みなど微塵もないのは明白。

で、着ましたよ。
着て中学生活を送りましたよ。
んでもジャストフィットしまくりの制服だ。
着ているうちに袖の付け根に亀裂が入り、破れる。
「破れたから買って」なんていうのは昭和時代には許されない発言だ。
だからそれを自分で縫っては着、縫っては着、3年間。

スカートもまた
ヒダが消えそうになりながら
(肉で満たされる感で)
ホック位置を付け替えては着、無理矢理留めては着
見事に着つぶしました。
だってそれしか制服ないんだもの。
よれよれのくたくたになったら買ってやるって話だったけど
そこまでいくのにかかったのが 3年間 ね。

……。

おかげで4歳年下の妹の時は上から下まで新品という(涙)



そして体育館シューズも学校規定のラン○ードだったんだが
私に与えられた靴にはあの鳥のようなラインなどどこにもない(キリッ
通学用の白い靴にしても
学校推奨の紐靴とは明らかにデザインも素材も異なる
格安感溢れる靴だった。

サブバックもまた然り。

一体どこで手に入れてきたんだよと言いたくなるような違和感。
皆さんのものとはカラーリングからして違う。
マチすらないんだぜ。


あんまりだよ!
こんなのってないよ!

もうね、この時点で学校行きたくないとか言ってもいいよね。

でも行ってた不思議。



そして今でも懐かしく苦しく思い出すのは弁当。

今はどうだか知らないが
当時は給食ではなく弁当であった。
時は思春期。
他の女子は皆
手のひらサイズの可愛いキャラクターのついた
キュートなお弁当箱。

私の前には20cm×15cmの男子並のでかい弁当箱。
そこに入っていたのは

  白飯が9割。

1割のおかずの内訳は
卵焼き・冷食1、2品

以上。


私にだけ思春期などという時期はこないと母は思っていたのかもしれないが
一応、人並みに感情豊かなんで
これはほんとに本気で堪えた。
しかも毎日だ。
毎日その弁当なんだ。

わけがわからないよ。



こっぷよ。

何一つお古のない中学生活を送ることができるというのは
存外
幸福なことなんだよ。
学校指定のものを買ってもらえるという「普通」は
それを望んでも叶えられない境遇の人間からしたら「奇跡」なんだよ。


というようなことを
一々物を買うたびに語る
うざい母親に私はなりました、お母さん……。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012/06/17 03:54:34 PM
コメント(0) | コメントを書く
[もる] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.