今日は何の日
氷室、というとどうしても人物が浮かんでしまいますが今日は泣き顔でスマイルでもなければ眠れないジェラシーでもなく金沢の伝統行事・氷室の日なのです。話せば長くなるのではしょっていくとその昔加賀藩から徳川幕府に氷雪を献上するという行事がありました。金沢では冬に積もった雪を「氷室」という穴倉で保存していてそれを出して(氷室開き)運んだわけですが差し詰めこの気候。現代ならともかく、保冷技術のないその時代のこと加賀藩の皆さん(町民含む)は饅頭を神社にお供えして無事に江戸まで着きますようにと祈りつつ饅頭を食べた、と。それが本日7月1日(旧暦6月1日)でした。他説もありますがまあ大体そんな云われであります。なので氷室饅頭食べますよ!無病息災ー!!白・紅・緑の三色が一般的。今回買い求めたのはそれぞれ中の餡が違うけれど大抵はこしあん一択のようです。それに加えて今日は 半夏生。半夏という植物の生える頃、という意味だそうですが農業的には重要な頃でこの時期に作物がしっかりと根をはるようにといった願いをこめてタコを食べるとか。てなわけでタコ!どーん!!っても、そのままで食べたりはしません。タコヤキになりにけり。おいしゅうございました。