茨城県近代美術館 The museum of modern art, IBARAKI

2012/02/18(土)18:00

はじめてのバックヤードツアーを実施しました。

  はーい,きんびーです。今日,美術館では初めてのバックヤードツアーがありました。大関さん,どんなツアーだったの? ツアーへの参加を希望された方々に,普段は見ることも入ることもできない美術館の裏側を1時間かけてじっくりご覧いただいたのよ。まずは,展示台や展示ケース,展示用の大掛かりな道具などを収納している倉庫。次に,3千4百点を超える所蔵作品を保管している収蔵庫。ごめんなさい。写真は入口だけです。そして,作品保護のために必要な空調設備が置かれた機械室。収蔵庫や機械室は美術館の職員でもなかなか入る機会がないところなので,ご案内させていただいた私にとっても新鮮だったのよ。   そんなにいろいろな部屋や設備があったなんておどろいたわ。 ぼくもたくさんの所蔵作品があるのは知っていたけど,それがどこにしまってあるのか知らなかったんだ。  ツアーに参加された皆さんはどうだったのかなぁ? アンケートで感想を寄せていただいたので,いくつかご紹介しますね。 「とても興味深く拝見いたしました。次回,展覧会に来る時に見方が違っているかもしれませんね。」 「作品収蔵庫は身の引き締まるような感覚でした。」 「空調機械室は工場に迷い込んだような錯覚を覚えました。」 皆さんに楽しんでいただいたり,驚いいていただいたり,そして,ご案内させていただいた私たちがホッとするようなうれしさを感じたのは, 「美術館の存在価値を再認識いたしました。」 「ますます美術館が好きになりました。」 という感想です。 バークヤードの説明を担当した井野さん,永松さんはいかがしたか? ツアーに参加された方々には,手の消毒をはじめ,服装や持ち物の制限などいろいろと細かなことをお願いしましたが,その必要性をすぐにご理解いただけたので,ありがたかったです。 お帰りの際にツアーに参加されたみなさまからお礼の言葉をいただきましたが,長時間のご案内にお付き合いくださって,美術館のことをより深くご理解くださったことに心から感謝いたします。 そうなんだぁ。よかったねぇ。参加してくださったみなさん。ありがとうございました。

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