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茨城県近代美術館 The museum of modern art, IBARAKI

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「堀井英男」展

2013年02月01日
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カテゴリ:「堀井英男」展

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はろー、きんびーです。

ちょっと出だしを変えてみました(気づいてもらえるかな?)。

「水から生まれる絵 —堀井英男の版画と水彩—」が無事終了したね、永松さん。

 

nagamatsu03 

そうね、長かった堀井英男展も、ついに閉幕です。

ご来場くださった皆様、展覧会開催にご助力くださった方々、各イベントでお世話になった方々、きんびスタッフの皆さん、本当にありがとうございました…!!

展覧会は4月5日(金)から5月6日(月)にかけて、共催の八王子市夢美術館に巡回します。八王子は、堀井さんがアトリエを建てて長く暮らした土地ですし、あちらの美術館のスペースはきんびとはまた違った趣きで、展覧会が別の雰囲気で楽しめると思いますので、ご興味のある方は是非お出かけくださいね。

ちなみにわたしも出張ギャラリートークをする予定です!

 

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へーそうなんだ。楽しみだね〜。

ところで、堀井展が終わったと思ったら、永松さんまたすぐに今度は福島県へお出かけしてたみたいだけど…? 

 

nagamatsu03

そうなのよ〜。実は、次に当館で開催される企画展「二年後。自然と芸術、そしてレクイエム」の準備が間髪入れず始まり、開幕まであと2日と迫りました。わたしも、出品してくださる現代作家のひとり、河口龍夫さんの作品の借用のため、いわき市立美術館へ行ってきました。 

 

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あ、河口さんって、レクイエム展のチラシに載ってる貝の作品の先生だよね!

 

nagamatsu03

そうそう、ものすごくデリケートで素敵な作品ばかりです。お楽しみに。

展覧会の内容について、詳しくは担当の今瀬さん、澤渡さんにお話ししてもらうとして、わたしからはもうひとつだけ、現在ロビーで展示作業中の中西夏之さんについてご紹介しようかな。 

中西夏之さんは1935年生まれ(あ、堀井さんよりひとつ年下ね)の、現在も活躍していらっしゃる「画家」さんです。

これも堀井さんと同じ(ゼミは違うんだけど)東京藝術大学を卒業してから、同級生の高松次郎さんや、新しく出会った赤瀬川原平さんなんかと、「ハイレッド・センター(これは「高」「赤」「中」と3人の頭文字からネーミングされたの)」というグループを結成して、東京の街中を舞台に様々なハプニング(イヴェント、パフォーマンスとも呼ばれます)を行いました。ちなみに、いまニューヨークのMOMAで開催されている「Tokyo 1955–1970: A New Avant-Garde」展のカタログの表紙には、中西さんがパフォーマンスをしてる時の写真が使われているわ。

1960年代後半からは、「絵画」の問題に立ち戻り、その後はずっと「画家」として作品を制作していきます。

なぜ「 」を付けるかというと、中西さんたちの時代の現代美術界では、「絵画とは何か」という根本的な問題が重要視されて、それまでと同じ絵画を描くことに疑問を持ったアーティストの中には、単純に絵を描かない作家も増えたからなの。

でも中西さんは、敢えて「絵」の問題に、制作上でも思考上でもとりくんできたのね。

 

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へー現代美術って、考えることも重要なんだね。

ところで、いま展示作業中の中西さんの作品は、いわゆる絵画ではないみたいだけど…?

 

nagamatsu03

そこが面白いところなのよ〜。

中西さんは、現代美術の世界でいわゆる「インスタレーション」と呼ばれる、空間に立体的な作品を設置して、その空間自体を見せるというタイプの作品も、1990年代頃から発表しています。

もちろんそういった作品も、「絵」を考えるための装置ではあるんだけれど。

今回の作品は、中西さんが続けている「着陸と着水」というシリーズの最新作になるの。

詳しくは、作品を見ていただいてからのほうが良いと思うから、どうぞお楽しみに…!

 

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永松さん、ずいぶん熱がこもってるね〜。

 

nagamatsu03

えへへ。実は、わたしは学生のときからずっと中西さんを追いかけているの(ストーカーではありません)。

だから今回のプロジェクトは個人的にもとても楽しみにしていたのよ。

中西さんはもちろん、ほかにも素晴らしい現代の作家さんたち、近代の作品が沢山展示されるので、レクイエム展どうぞ見にいらしてくださいね。

 

きんびー1

市川館長の企画だもんね! 館長にもインタビューに行って来ようっと!

 

nagamatsu03

あ、きんびー。

館長はいま原稿書きですごく忙しいかも…。

 







Last updated  2013年02月04日 13時16分11秒
2013年01月06日
カテゴリ:「堀井英男」展

 

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Lacky R-SS.jpgねえ,きんびー。なにのぞいてるの。

う~ん。講堂にたくさんのお客様が集まってるんだ。

それに,なにかいつもと雰囲気も違うみたいで…

 

kinbee fly

ながまつさーん!

nagamatsu02

あら,きんびー。今日は企画展の関連イベントで「人形浄瑠璃」があるのよ。

わたしも皆様にご挨拶しなくちゃならないので,

わるいけどラッキーちゃんと二人でリポートお願いねハート

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 はーい!

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(クスッ。ながまつさんにはとってもすなおね。)

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あっ!ながまつさんだ。 

「茨城県ミュージアム活性化支援事業実行委員会からの助成で実現したものです。

堀井英男さんの銅版画に登場する操り人形のインスピレーション源である人形浄瑠璃をお楽しみください。」

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えっ!なんかきれいな着物を着た人形がでてきて踊りだしたよ。

そうか,うしろで操っている人がいるんだね。

 

Lucky-R2 SSS.JPG

ねえ,きんびー。

私たちだけだと全然伝わらない感じがしない。

なんだかちょっと昔のものって感じだから,かたばみさんに手伝ってもらいましょうよ。

あれっ。

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古いことの担当なの?

まあ,仲良く三人(2匹と1人)でご案内しましょうか。

えー,これが200年以上続いている人形浄瑠璃という日本の伝統芸能です。

最初にきんびーが紹介したのは,お正月らしくおめでたい三番叟(さんばそう)という踊りでした。

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八王子車人形の家元,西川古流さんからの人形浄瑠璃や義太夫(語り)についての説明です。お客様も興味津々ですね。

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いよいよ,道成寺伝説をもとに作られた「日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)」の演目が始まりました。

いいなずけの安珍(あんちん)に冷たい仕打ちを受け,心が引き裂かれるおもいの清姫(きよひめ)。人形とは思えないその感情表現に,みんな引き込まれていますね。

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お客様の見送りに,清姫人形と西川古流家元が出てきてくれました。

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まるで大女優のようですね。

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ほんとーにきれいで,命を吹き込まれたよう動きだったわね。

Kinbee Ha!原画.jpg

いつもの美術館じゃないみたいだったけど,こんなイベントも楽しいね。

さすがながまつさん。

nagamatsu02

あら,きんびーありがとう。ラッキーちゃんもお疲れさま。

ブログをご覧の皆様。いよいよ企画展「水から生まれる絵-堀井英男の版画と水彩」も

1月20日(日)までとなりました。

ぜひ,お友達やご家族お誘い合わせの上ご来館ください。お待ちしています。

 

 

katabami03 by y SSS.jpgおーい!







Last updated  2013年01月06日 11時30分34秒
2012年12月24日
カテゴリ:「堀井英男」展

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はーい、きんびーです!

今日は12月24日、クリスマス・イヴですね♪ ぼくも今日はサンタになってご案内。

ところで永松さーん、すこし久しぶりのような気がするけど…?

 

nagamatsu03

はい、お久しぶりです、ゴホッ。実は先週ひどく体調を崩してしまって寝込んでいたのだけど、まだ咳が…。

今年の風邪はしつこいので(特にノド)、皆さんもきんびーも気をつけてくださいね。

 

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そうなんだ、大変だね~。

ところで、前にお知らせしていたシンポジウムはどうだったの?

 

nagamatsu03

そうね、そんなわけでちょっと時間が経ってしまったけど、12月9日(日)に行ったシンポジウム「文化資源としての水郷」の様子をご紹介します。

シンポジウム1 

向かって左から、陣内秀信さん、谷玄明さん、舟木力英さんの3人のパネリストの方が、潮来、そして水郷について、様々な角度から論じてくださいました。

谷さんは、小学校から同級生だった堀井英男さんとの関わりから、長勝寺ゆかりの伝承をはじめ潮来の文化について、葛飾北斎や渡辺崋山の絵を紹介しながらお話くださいました。

舟木さんは、潮来にゆかりの小川芋銭の文人画と、潮来出身である小堀進の水彩画や村山密の洋画について解説してくださいました。

陣内さんは、広くヴェネツィアやバンコク、日本の港湾都市との比較を交えながら、水辺の町の建築やお祭り、文化についてお話しくださいました。

その後、それぞれご意見をたたかわしていただきつつ、堀井英男さんの言葉や絵をご覧いただきながら、ディスカッションを進行。

最後は、単なる観光素材や経済効果へのねらいを離れ、本質的な文化を育む土壌としての「水郷」を考え直したいという流れとなり、お客様からの質疑応答なども経て、無事終了しました。

お三方にご出席いただいたのが贅沢なほどで、2時間があっという間の有意義な催しとなりました。

 

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わー良かったね!

僕もその後ウワサで、参加したお客さんがとても面白かったと言っているから記録のビデオを送ってほしい、って頼まれたって聞いたよ。

 

nagamatsu03

少しでも多くの人に、水と文化との関わり、そして堀井英男展に関心をもっていただけたなら嬉しいわね。

パネリストの方々も、皆さん面白く、勉強になったとおっしゃってくださいました。

その後、22日(土)には、美術講座も開催しました。

堀井さんのご兄弟やご親戚をはじめ、たくさんいらしてくださったのよ。

それから最近、水戸市役所の「水戸の魅力発信課」のブログ、『カメらくんの水戸散歩』でも、堀井展をとりあげていただきました♪

 

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あら、このブログの案内役の方は、キャメらんっていう女性なのね。

 

nagamatsu03

はい、カメらくんとペアのようです。

堀井英男の作品を紹介している「水から生まれる絵」展は年末は28日まで、新年は2日から引き続き開催しています。

まだまだ色々な催しもあるので、是非チェックしてくださいね♪

 







Last updated  2012年12月24日 14時09分57秒
2012年12月06日
カテゴリ:「堀井英男」展

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はーい、きんびーです。

今日は、今週末のイベントについてご案内しま~す!

永松さん、どんな催しですか~?

 

nagamatsu03

はい。今週末、12月9日(日)の午後2時からは、シンポジウム「文化資源としての水郷」を開催します。

シンポジウムポスター

法政大学デザイン工学部建築学科の教授で建築史家の陣内秀信さん、潮来の長勝寺の前ご住職で堀井英男さんの同級生でもある谷 玄明さんに出席していただき、当館の首席学芸員である舟木さんと3名で、水郷ならではの文化や芸術について、はばひろ~くディスカッションします!

 

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わー面白そうだね!

 

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ところで、水郷って、潮来のこと?

 

nagamatsu03

そうね、もちろん堀井さんの故郷である潮来をきっかけに企画した催しなんだけど、実は日本全国や世界中にも、“水”と関わりの深い町は沢山あるの。

「水郷」は、潮来だけではないのよ。

今回は、そうした広い意味での「水郷」や「水辺の都市」というテーマで話し合っていただくことになっています。

きんびーは、北九州の柳川や、滋賀の近江八幡っていう町を聞いたことはある?

 

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うーん、北九州とか滋賀ってとっても遠いところだよね。

ヤナガワ? オウミハチマン?

ハチマンってぼくの仲間がいっぱいいそうだね?  

 

nagamatsu03

きんびー! そうじゃなくって・・・。

どちらも、川や水路が街中をめぐっていて、今でも水郷の風情が残っているの。 

実は、今の東京も江戸と呼ばれていたころから、水の豊かな町だったのよね。

それから、陣内先生のご専門でもあるイタリアのヴェネツィアや中国の蘇州なんかも、「水の都」として有名です。

 

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あ、マルシェで詳しくなったフランスのストラスブールも水の豊かな町だったよ! 

 

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そうね。そうした水辺の都市は、水運が発達して商業で栄えたし、水辺の農村は、田園ならではの農業で発達したのね。

 

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ほく、「水から生まれる絵」の図録で、潮来は農業と商業が共存した「半農半商」の町だったって知ったよ!

 

nagamatsu03

きんびー、すごーい。よく覚えててくれたわね。

そう、潮来は農業とともに、江戸への海運の中継地点として商業も発達した重要な町だったの。

潮来は、前にも紹介した小堀進さんや村山密さんなどの洋画家を生んだだけじゃなく、昔から沢山の日本画家や小説家が訪れて作品を残しているのよ。

 

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そうなんだ~。

 

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ところで、潮来にはどんな画家が来たの?

 

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そうね、有名なところでは渡辺崋山(かざん)や竹内栖鳳(せいほう)、そうそう小川芋銭も忘れてはいけないわね。

竹内栖鳳は4回も潮来を訪れているんだけど、この絵なんかは、ちょうど堀井さんが生まれた頃の潮来の風景を描いています。

潮来小暑

竹内栖鳳「潮来小暑」 1930(昭和5) 山種美術館蔵

 

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シンポジウムでは、水とかかわりの深い印象派の絵画についても、舟木さんがお話をしてくださると思うわよ。

 

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何だか、すご~く楽しそうだね!

もっともっと、水と都市との関わりや、水と美術との関係についても知りたいなぁ。

「水から生まれる絵」展も、さらに深く感じることができそうだね!

 

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はい。素敵なパネリストの方々が勢揃いして、私も司会を頑張るので、皆さん是非お話を聞きにいらしてくださいね。

「文化資源としての水郷」シンポジウムは、12月9日(日)の午後2時から、入場無料です。

 







Last updated  2012年12月06日 19時08分35秒
2012年11月18日
カテゴリ:「堀井英男」展

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は~い、きんびーです!
今日は学芸員の井野さんに堀井英男展の作品を紹介してもらいます!
展示室に入れてもらえないからキョーミシンシンです。

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やあきんびー。
今日は堀井英男展の中でぼくが気になった作品を紹介するよ。

堀井さんは連作としていくつかの作品を制作しているけれど、銅版画では最後の連作にあたるのが「記憶のそとで」です。全体がセピア調のやわらかな色彩で、横顔の人物が描かれている連作。

以前の銅版画では口を開けた人物が多かったけど、このシリーズではきりっと口元が締まった表情になっています。口が開いた人物は、なんだか中身が空っぽな人形みたいに見えてしまう。実際に堀井さん自身も、こういった人物像はうち捨てられた人形から着想したと語っていました。

でも「記憶のそとで」に登場する、口を閉じて遠くを見つめるような人物像は、はっきりとした意思を持つ人間であると感じられます。

記憶のそとで
その中からとくに紹介したいのがこの「記憶のそとで89-1」

鳥の形をした部分の鮮やかな色が目をひく作品だと思います。よく見るとこの鳥には英文と小さな花による模様があって、実はここには八重洲ブックセンターという書店のブックカバーの紙が貼られています。

余談ですがぼくはこの書店が大好きです。絶版になった本がよく置いてあるので。

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ぼくお花大好きです!!!

ino02
・・・そうだね。

えっと・・・話を戻すと、この「記憶のそとで89-1」は八重洲ブックセンターを会場とした個展で発表された作品でした。書店5階の会場でこの作品を見た人が、ブックカバーだと気づいてにやりとする、そんな場面が目に浮かびます。そして堀井さんの遊び心というか、サービス精神というか、なにか明るい前向きな姿勢のようなものを感じます。

鳥を追う
同じ個展に出品された「鳥を追う」では手でつくった輪の中に鳥がいます。題は「追う」だけど、追いかけて捕まえたのではなく、輪の中にその鳥がふっと生まれ出たような、つまりこの人物から鳥が出てきたような、ぼくにはそんなふうに見える。

そして「記憶のそとで89-1」では鳥がどこかに向かって放たれようとしている。人と鳥とが同じ遠くを見つめていて、出発の前のちょっとした静けさのような、そんな雰囲気があるような気がしています。

このとき堀井さんは55歳ですが、この頃から水彩を熱心に描いています。
なので、最後の版画連作となったこの「記憶のそとで」には、なにかこれから新しいことに向かっていくような、決意と期待のようなものが感じられる・・・みたいなことが言いたくなってしまう。

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ふ~ん。

もっともっと堀井さんのことが知りたくなってきちゃったなあ。
作品もいろいろみたいし・・・

ino02
この後に描かれた水彩画には、コラージュとして八重洲ブックセンターのブックカバーが何回も使われています。ぼくは会場で10作品ほど見つけました。

もしお時間があったら会場で探してみてください。

きんびーは図録で探しましょう。

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・・・やっぱり。

鮭と花柄を探すのどっちが面白いかな・・・







Last updated  2012年11月18日 10時23分32秒
2012年11月13日
カテゴリ:「堀井英男」展

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はーい、きんびーです。永松さん、堀井英男展の調子はどう?

 

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はい、連日大勢というわけにはいかないけれど、熱心に見てくださるお客様がいらっしゃっています。

今日11月13日は「県民の日」。入場が無料ということもあって、普段よりたくさんのお客様が来てくださいました。

 

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それは良かった~!

 

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ところで、近代美術館のホームページに動画がアップされてるようだけど…?

 

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さっすがきんびー、気がつくのが早いわね! 

実は、ふたつの動画は、11月24日(土)に開催されるイベント「ポエトリー・コンサート 堀井英男の詩画集 朗読&上映会」の予告CMと、同イベントでも上映する短編映画『小さなユリと』(原作:黒田三郎)の予告編なの。

どちらも、イベントの演出を手がける監督の和島香太郎さんが作ってくださった映像よ。

 

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そうなんだ! 予告編を動画で見られるって、なんだかイベントのイメージが分かりやすいし、わくわくするね! (・・・動画視聴中・・・)

わーなんだか繊細で素敵そうな内容…。

ぼくも「マルシェ・ド・ノエル」を抜け出して観に行っちゃおうかな~。

 

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きんびーは当日ひっぱりだこで難しいと思うけど(そもそも講堂に入れないし…)。

この朗読イベントには、水戸芸術館専属劇団ACMの人気俳優さんたちが3人も出演して、堀井英男さんが手がけた詩画集の詩(それぞれ、黒田三郎さん、高見順さん、田中清光さんの詩)を朗読してくれるのよ。

それから、詩画集に使われた絵はもちろん、詩画集そのものの雰囲気が伝わるよう撮影した映像も,朗読のバックで流れます。

舞台の準備や練習にも長い時間をかけているので、皆さま、どうぞ楽しみにいらしてください。

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それじゃ、ぼくは「マルシェ・ド・ノエル」にいらしたお客さまに、コンサートをオススメしますね。 

 

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さすが、きんびーちゃん。ありがとう。

 

さて、ポエトリー・コンサートの前に、今週末の美術講演会をお知らせをします!

11月17日(土)の午後1時30分からは、編集者そして画商として、堀井英男さんととても親しくお付き合いされ、仕事上の大切なパートナーとして、精神的・経済的に長く堀井さんを支えてこられた魚津章夫(うおづあきお)さんにご講演をいただきます。

講演のタイトルは、ずばり「本展に見る“私の選んだ銅版画名作ベスト10選”」。

堀井さんの銅版画の魅力について、堀井さんとの出会いや交流などのお話も交えながら、たっぷりとお話しいただく予定です。是非足を運んで、堀井さんの作品に隠されたテーマや、堀井さんの情熱的な人間性について知っていただけたら嬉しいです。 

 

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魚津さんはどんな作品を選ぶのかなぁ、講演会の前に展示作品をじっくり見て予想してみるのも面白そうですね。

 

nagamatsu03

そうね、講演会に参加される方には、ぜひ、講演会の前に堀井さんの作品をご覧いただきたいわね。

そして講演会のあとにも再入場はできるので、お時間のある方には講演会前後2回のご観覧をお勧めします。







Last updated  2012年11月13日 22時55分30秒
2012年11月03日
カテゴリ:「堀井英男」展

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こんにちは、らっきーです。

最近、きんびーが注目されて忙しそうだから、今日はわたしがニュースをお届けします♪

さて、「水から生まれる絵 —堀井英男の版画と水彩—」が無事オープンしました。

永松さん、展示作業と、それから初日の様子はどうだった?

 

nagamatsu03

200点以上の作品の展示は予想以上に大変でした〜。

とくに、シリーズものの多い銅版画や、似たテーマで描かれた沢山の水彩画をどう並べるかとか、ライティング(光の当て方)が難しかったんだけれど、結果的には堀井さんの魅力が充分に伝わる空間が出来上がったのではないかと思っています。 

初日は、朝早くからのオープニングセレモニーに、ご夫人の堀井京子様はじめご遺族の方々、ご友人、同僚、教え子、潮来市の協力者の方々などが大勢出席してくださいました。

奥様の心のこもったごあいさつには、わたしまでうるっとしてしまいました…。

そうそう、セレモニーには間に合わなかったけれど、この間ブログで紹介した詩人の田中清光さまもみえたのよ。

本当に沢山の方にご来場いただいて、ありがとうございました…!

内覧会風景.jpg

 

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わーたくさんの人! 

オープンは盛況だったのね、それは良かった。 

 

nagamatsu03

お天気にもめぐまれて、とても良い開幕になったと思います♪

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ギャラリースタッフさんも言っていたけれど、堀井さんの作品の魅力はチラシや図録ではなかなか伝わらなくて、実際の作品をみてはじめてその素晴らしさが迫ってくるので、是非会場でご覧いただけたらと思います。

 

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オープニングにいらしたお客様の中には、「あらためてゆっくり観に来たい」とか「銅版画の版をしっかり見たのは初めて、興味が湧きました」おっしゃってくださった方もいらっしゃいました。

みなさん、ぜひ、おいでください。

お待ちしていま〜す。 

 

 







Last updated  2012年11月05日 14時53分41秒
2012年10月19日
カテゴリ:「堀井英男」展

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はーい、きんびーです。

堀井英男展まであと1週間に迫ったね! 永松さん、準備は順調?

 

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うん、先日やっと図録が校了しました~! それから、県庁での記者発表も終えてきたわよ。わたしは記者発表が初めてだったのでちょっと緊張しました。いまは、出品作品の額入れが始まっているの。

 

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ふーん。額縁って、作品にもともと付いているんじゃないの?

 

nagamatsu03

えーとね、額付きでお借りした作品もあるんだけれど、今回は堀井さんが描いていたそのままの状態(紙)の作品をたくさん出品するから、それらを展示するためには、額装、つまり額に入れる必要があるの。実は、わざと額装しない作品もあるんだけれど…ふふふ、それは展示を見てのお楽しみ♪ 

 

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へー、何点くらい額に入れるの?

 

nagamatsu03

そうね、100点ちょっとかな。当館の額縁と、それから共催の八王子市夢美術館さんにお借りした額縁も少し使うのよ。 

 

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100点! それは大変だね!

 

nagamatsu03

そうなのよ~。でも、気を引き締めて頑張ります。ところで実は一週間前の今日、10月20日は堀井さんの命日だったの。特別に、そっと堀井さんのお墓を紹介します。

 堀井お墓

 

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わー。。。「幻花」って、なんて読むの?

 

 nagamatsu03

「げんか」よ。堀井さんは田中清光(せいこう)さんという有名な詩人の方と『幻花』という詩画集を作っていて、ご自分でも、「幻花」という版画を残しているの。同じ「幻花」という題名の作品をふたつ紹介するわね。どちらも素敵でしょ? 

堀井英男_「幻花 1983年」_L.jpg(1983年)  堀井英男_「幻花 1994年」_L.jpg(1994年)

 

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わーこの2つの作品や詩画集も会場に行けば見られるんだね! どんどん楽しみになってきたよ~。 

 

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詩画集を朗読するイベント「ポエトリー・コンサート」も鋭意制作中!なので、楽しみに待っていてくださいね。







Last updated  2012年10月27日 17時01分06秒
カテゴリ:「堀井英男」展

201207071

はーい、きんびーです。

茨城県内の作家さんたちがたくさん参加した芸術祭美術展覧会も無事終了したね。

次はいよいよ、「水から生まれる絵 ―堀井英男の版画と水彩―」だ!

担当の永松さ~ん,元気になったかなぁ?

 

nagamatsu03

きんびー、ありがとう。

美術館では次の企画展よりいちはやく、今日から所蔵作品展がオープンしました。

今回は、堀井英男の回顧展のタイトル「水から生まれる絵」にちなんで、第1室では“水”をテーマにした日本画や洋画、第2室は、堀井さんと同時代に活躍した作家や茨城ゆかりの作家による版画作品が出品されているわよ。

ここでちょこっと、堀井英男展のチラシや案内状をご紹介。

堀井展チラシ、案内状 

堀井英男展 広報物

 

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わーいい感じだね! 

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ところで永松さん、堀井英男展はどうして「水から生まれる」なの?

 

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きんびー、いきなり核心をついてきたわね。

まずは、この間から紹介しているように、堀井さんは水郷の潮来(いたこ)出身で、生涯ふるさとへの愛を抱いていたからなの。自分の銅版画と詩による、『水のさと』という詩画集も作っているのよ。

 

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そうなんだー。僕もこの間「水郷まち歩き」に参加したとき、昔はまさに、潮来が美しい水の里だったって聞いたよ! 

 

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そう。それに、そうした“水の記憶”に由来する芸術的感性が、堀井さんの叙情的で幻想的な作品の根本だという感じもしたの。

もやに煙(けぶ)る湖や、あたたかな光と色にあふれた田園が、堀井さんの原風景じゃないかしら。

そして、静かな湖面を見つめていた彼の息苦しさが版画にも見られる…というようなことを、市川館長は図録の中で語ってくださっているわ。

 

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ふむふむ。たしかに僕も水に溺れるのはキライだ~!

 

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それから、堀井さんがよく使った版画の技法には、「強い水」という意味をもつ「アクアフォルテ」別名「エッチング」や、「水の版画」と呼ばれる「アクアチント」などがあるし、堀井さんは晩年には水彩絵具を自由・多彩に用いて絵を描いていたのよ。

 

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へー。出身地や使った技法も、さまざまに「水」にまつわっているんだね!

 

nagamatsu03

そういうこと。

もっと語りたいんだけど、いまは図録の校正とか展示会場のディスプレイ品製作とか色々あるから…

 

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分かった、分かった。

じゃあ展覧会楽しみにしてるね。

ぼくは11月の「マルシェ・ド・ノエル」の計画でも聞きに行ってこようかな~。

 

nagamatsu03

マルシェ・ド・ノエル! わたしも楽しみ~♪ きんびーまた詳しく紹介してね。

 







Last updated  2012年10月21日 14時41分21秒
2012年10月11日
カテゴリ:「堀井英男」展

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はーい、きんびーです。あれ、春田さん、なんかさわやかな顔をしているね。

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やあ、きんびーちゃん。潮来市にある「水郷まちかどギャラリー」で開催していた「堀井英男と茨城県近代美術館コレクション展」が10月7日に無事終了したんだよ。
会期中は、地元の方をはじめ多くの方々が見に来てくれました。

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来館者の中には、堀井英男さんと同じ高校だった方や、堀井さんの妹と同級生だった方もいました。ほとんどの方が堀井さんが画家になったことを知らなかったみたいで、みなさん感心しながら熱心に作品を見ていました。

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ギャラリー1階.JPG

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地元の方々に堀井さんを知ってもらういい機会になったね!


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その他にも、堀井さんの版画作品がどのような技法で制作されているのか、熱心に質問してきた方もいました。会場の2階では、堀井さんと同じ時代に活躍した様々な版画家の作品を展示したり、版画の技法を説明する部屋を設けたりしたんだけど、「版画」がどういうものか知ってもらういい機会にもなったと思うよ。

技法の部屋.JPG
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それから、全3回の「堀井英男をめぐる水郷まち歩き」も好評のうちに終了しました。

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僕も船に乗ったよ!風が気持ちよかったなあ。

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堀井さんの生まれ育った町を肌で感じることができたイベントでした。ガイドとして参加してくださった潮来市文化協会会長の山澤さんの貴重なお話も勉強になりました。茨城県と千葉県境を流れる「利根川」が、昔は銚子ではなく東京湾に流れていたって知ってた?きんびーちゃん。

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えっ!?そうなの?


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利根川の流域で水害がひどかったから、江戸時代に治水工事で太平洋に流したんだ。50年くらいかかったんだよ。


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すごい!


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(山澤先生の受け売りだけどね)川の流れが変わったことによって土砂が堆積して、潮来の土地が出来上がったんだ。まさに「水から生まれた」町だよね。

さて、今度はいよいよ11月から茨城県近代美術館で開催される堀井英男の回顧展「水から生まれる絵 -堀井英男の版画と水彩-」だね。


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みなさん、ぜひ見に来てくだ・・・(バタッ)


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あれ、永松さん、倒れちゃった!

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担当は今が一番大変な時だからね...。みなさん、ぜひ「水から生まれる絵 -堀井英男の版画と水彩-」を見に来てくださいね!会期は11月3日(土)~1月20日(日)です。

 

 

 

 







Last updated  2012年10月19日 15時10分42秒
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