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カテゴリ:台湾棒球
今日は観客動員の話題です。
横浜-ヤクルト戦が今季最低3875人(日刊スポーツ) 西武-ハム戦観衆が今季最低の6610人(日刊スポーツ) 今年から「実数に近い」(実数ではない)観客数を発表するようになった日本プロ野球。蓋を開けてみればやはり厳しい数字が並ぶようになりました。
と低調な客入りに気分が暗くなっているアナタ、解決方法があります。台湾職棒の世界へどうぞ。同じ観客動員数でも台湾ではこうなります。
たとえ4ケタの客入りでもとてもシアワセな気分に浸れます(自虐的)。 実際、4ケタどころか3ケタを連発する台湾の観客数の水準に慣れて来ると感覚がおかしくなって来て、日本でアナウンサーが「今日の試合は1万人しか入りませんでした」なんて言ってるのを聞くとそんなの贅沢贅沢、と思えて来ます。 台湾の昨年の1試合平均観客動員は3505人でした。5000人入れば「好調な客入り」の世界です。これでもドン底の時期から比べればずっとマシなんですけどね。 さてCPBLは開幕から5週間がたち、6チームの対戦がちょうどひと回りしたところ。これまでの観客動員はどうかな、と思って調べてみました。去年の同時期と比べてみます。
(平均は小数点以下四捨五入) チームごとの数字はホームゲームだけでなくビジター側としての試合も含めた観客数です。 全体としては6.3%増と好調のようです。象さん牛さんの2チームが全体を引っ張る図式は変わっていません。最初チームが低迷していた象さんはちょっとだけ昨年より落ちてますけど、まだトップ。やっぱり人気ありますね。 去年足を引っ張った下位3チームのうち、鯨さんはチームが首位、熊さんは高雄に腰を落ち着けての観客動員作戦が実りつつあるようで両チームとも大幅増。ちょっとしか増えていない蛇さんがビリになってしまいました。あぁ…。去年の今ごろ、蛇さんは首位だったことを考えれば健闘してるほうかな。 去年のこの時期48試合までの最高は開幕戦の18342人、最低は583人でした。48試合のうち、1000人入らない試合が6試合もありました(ちなみにほとんどが熊さん絡み)。 今年は最高こそ球場のキャパシティの都合もあって12860人ですが、最低は940人。1000人以下の試合はまだ2試合しかありません。下位チームが頑張って動員している効果が出ていますね。 …という内容を、ひととおり対戦が終わった今日の日記に書こうとずっと前から準備していたら、タイミング良く記事でも出てました。 中華大聯盟/主場票房比去年同期成長3.7% 鯨熊漲幅最多(繁体中文) この記事はホームゲームだけを計算したもので、上に書いたホーム・ビジター両方合わせたものとはちょっと違う結果になっています。去年と比べて熊鯨は大幅増、獅蛇は減っているそうです。 ただホームでの対戦はまだひととおり済んでいないので、現時点で去年と比べるのは早いんじゃないかと。 黒色球衣顧人怨 兄弟決褪下賽車服(繁体中文) 象さんがナイキに作らせた新ビジター用黒ユニフォームが不評で、お蔵入りになるという記事です。 黒ユニフォームは黒星につながって縁起が悪いというのも理由の一つのようで。(じゃあ蛇の黒ユニフォームはどうなるんだ) 「レーシングスーツみたい」と言われるようにスポンサーワッペンのせいでゴチャゴチャしてるけどそれは仕方のないことで、基本デザインとしては結構イイと思っていたんですけどねぇ。少なくとも全身黄色のホームユニフォームよりはカッコ良いかと。あれはあれで味がありますけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年04月19日 21時32分42秒
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