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カテゴリ:台湾棒球
ちょうど一ヶ月前の日記で、「世界野球選手名鑑2005」(白夜書房)について書きました。あのときは2004年版以前の版について書いたもので、2005年版についてはせっかく買ったのに全然触れていませんでした。今日、書いてみます。
まず手に取ってみると表紙がツルツルした丈夫な紙に変わっていて、痛みにくくなってます。きっと何度も球場に持って行ってボロボロになってる人とかいるんでしょうね。雨に濡れても少しくらいなら平気そう。 台湾についてですが、陽建福が表紙になってます(右の上から2番目です。見えますかね?)。 中の部分は今年から増ページになっていて計6ページ。選手名鑑の前に載っている簡単な台湾プロ野球の紹介ページが今までの2ページから今年は4ページに増えていてGoodです。新しく球場紹介が加わりました。選手名鑑のほうは2ページだけで、相変わらず14人しか載ってません。 選手名鑑に載っている選手は以下の14人です。
このうち陽建福と彭政閔は他の選手の倍のスペースを使って詳しく書かれています。 この本の良いところは、他の名鑑のように成績や経歴をずらずら並べるのではなく、選手の特徴を文字でしっかり書いてあることだと思っているのですが、今年はほとんど成績のことしか書いてない選手もいて少し残念。 「世界野球選手名鑑」の章に載っている他国を見てみると、相変わらずメジャーは世界に入らないようで別枠扱い。韓国も今年から台湾と同じく6ページに増量で選手は14人、中国が今年は2ページで選手4人載ってます。中南米が2ページ、イタリアが1ページ。去年までは選手14人載っていたキューバが今年はゼロで、代わりにキューバの選手育成システムの紹介記事が8ページ割かれています。 (中国のページを見ると、以前にこちらでも何度か取り上げた前田勝宏投手は今年も中国でプレーすると書いてあります。日本と中国かけもちなんでしょうか? 書籍「現役続行~プレイボールは二度かかる」では中国はウンザリみたなことが書いてありましたが…) さて以前も書きましたけど、少なくとも台湾の選手名鑑としてはさほど役に立たない(だってたった14人なんだもの)この本を私が買っている理由の1つが、「知らなかったことが載っているから」です。今回読んでほぅ~と思ったのはこの2つ。
獲得といってもただ乗り出しただけか、契約寸前まで行ったかわかりませんが、とりあえず陽建福投手は2年連続で日本入りの話があったのに逃していたのですねぇ。 で、中日ドラゴンズが代わりに獲得したのがチェン(陳偉殷)投手ということなのかしらん。
兵役に行ってたんでしょうか? 一方で明らかにおかしいなと感じる記述も結構あって、2つだけ取り上げると… ・1試合の平均入場者数が6000人程度と書かれていますが、6000人もいません。連盟の発表では3505人です。 (韓国の紹介記事でも、本当は去年の観客動員は史上最低だったはずなのに、倍増と書いてあります。何か変です。) ・象さんの彭政閔と陳致遠が二人とも01年6月のドラフトで入団したと書かれています。 おー、この2人は同期入団かぁ~、良くこんな大物二人をいっぺんに獲れたな~と思ったのですがやっぱり違っているようで、彭政閔のほうは一足早く2001年の年初のドラフトでの指名でした。 big5の表示が遅いパソコンで何とか今日のニュースを何件か読むと、今日の象蛇の一戦は中込伸・佐藤秀樹の両日本人投手の先発だそうで。 佐藤投手はずいぶん久しぶりですねぇ。下手するとこのままフェードアウトになるんじゃないかと思ってたけどチャンスが与えられました。代わりに誰が落ちたんだろ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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