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カテゴリ:台湾棒球
先週行われた台灣國際高中棒球錦標賽は、台湾の地元5高校に海外から招待の日本・キューバ・オーストラリアを加えて8チームが参加。20日の最終日に雨で決勝戦が流れてしまって日本と穀保の同時優勝となりました。
最終結果は以下のとおり。
当初は米国が出ることになっていたのにオーストラリアになってますね。5位に食い込みました。キューバは力を出せなかったのか、無理せずほどほどに手加減しているのかわかりませんが、予選リーグで2敗して下位に沈んでます。 で、台湾勢は現役の高校生がそのまま出ているわけじゃなくて、助っ人的な選手が少し混じって参加していたようです。 黄俊欽場面大更來勁(big5)(8/17) 強恕中学の選手として参加した黄俊欽選手はすでに卒業していて、秋からは台北體院に進学。日本戦ではDHで4番、オーストラリア戦では投手をやったり捕手をやったりと大忙し。 國際高中棒賽/李濠任投得精采 穀保勝強恕晉級準決賽(big5)(8/17) すでに大学生になっている李濠任投手は穀保家商の投手として後輩たちに混じって出場、予選リーグ突破に貢献。 この投手はアマチュア代表候補に選ばれていたのにケンカ騒ぎを起こして除名されてしまった選手のうちの一人なのですが、記事の最後のほうで高校の先輩・張誌家投手を追って西武に入りたいって言ってますねぇ。 (ケンカ騒ぎのときの日記→代表選手飲酒騒ぎ) 李杜軒馳援老[父巴]李杜宏(big5)(8/16) 穀保家商には日本に留学している李杜軒選手も参加。この選手は監督をしている李杜宏氏の息子さんで、穀保の選手が足らないので夏休みを使って留学中の日本から帰国、助っ人として試合に出たとのことです。 李杜軒選手は現在、岡山共生高校の2年生。陽仲寿(陽仲壽)選手の福岡第一高校もそうですけど、この岡山共生高校も台湾人選手が結構何人もいるみたいですね。今年の夏の大会では、県大会の二回戦で負けてしまったようです。 記事の続きを見ると、日本でこれまでの1年半の間に70試合あまりに出場、42本のホームランを打っているとのこと。まだ1年半で42本ですか。結構すごいんじゃ? 日本のプロ野球に入るのが目標だけど、身長が171cmと体格がないことが気がかり。でも父の李杜宏監督曰く、西武の中村剛也選手も173cm(95kg)と身長がないのにホームラン17本も打ってるから大丈夫そう、なんてことが書かれています。「おかわり君」こと中村選手ってそんな背が低かったんだ。へー。 私はこの記事を見るまで李杜軒選手のことはほとんど知らなかったのですが、googleで"李杜軒"を検索すると、ドラフト候補として何件か引っかかりますね。私が持っている「野球小僧・世界野球選手名鑑2005」(白夜書房)の高校生のところにもしっかり載っています。アテになるのか知りませんが、評価は○。来年は注目されるかも。 なお、父親の李杜宏監督は元プロ野球選手とのことですが、調べてみると今はなき三商虎の投手で、職棒元年(1990年)の1シーズンだけで引退してしまったようです。 李杜宏投手の現役時代成績→8試合1勝0敗1S、防2.08 その後、プロ球団のコーチを経て穀保家商の監督に。監督になったのが最近なので、張誌家投手は教え子ってわけではないみたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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