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カテゴリ:台湾棒球
日本のプロ野球ではもう来年の日程が発表されていますが、台湾はのんびりしたもので、毎年わりと直前になるまで決まらない気がする。来年の日程に関する記事がようやく出てますが、まだ方針を決めている段階らしい。
[記事]中華大聯盟/明年球季3/18開打 採4連戰9/1日擴編到30人(big5)(11/28) 来年の開幕は3月18日だそうです。今年は3月12日だったから、1週間遅いことに。理由は、ワールドベースボールクラシック(WBC)があるから。 WBCの日程は以下のとおり。
WBCの準決勝の日に職棒は開幕です。…つまり、台湾は準決勝に進む気はないらしい。 WBCもせっかくの野球界の大イベントなんだから、WBCが決勝戦まで終わってから職棒開幕したほうがいいんじゃないかと思うんだけどな。時差があるから時間的には重ならない、なので構わないって判断なのかしら。 で、開幕がWBCのために繰り下がりるのでお尻も繰り下がるのかというと、それはできない。なぜなら、アジアシリーズがあるから。どうも11月6日までには台湾シリーズを終わらせないといけないらしい。そして、今年から始まったプレーオフ(季後賽)も継続。 なので、来年の職棒は今年より短い期間で今年と同じ試合数をこなさなきゃ、ってことで例年よりも日程がちょっと圧縮されて、今までなかった"4連戦"もするらしい。どんな日程になるのかしらん。 そして日程がキツくなるので選手を増やさないとねってことで、八百長騒ぎで"4"から"2"に削減されることになっていた外国人選手枠が"3"に戻る予定とのこと(熊さんチームが反対しているので決定ではない)。 [記事]開放三洋將 熊[竹龠頁]CPBL不能再走回頭路(big5) 熊の陳杰成さん曰く、「中華聯盟は世界中で試合数が少ないのに最もシーズンが長いリーグだ」 そういえば台湾のシーズンって試合数のわりに長いですよね。あったかい気候のためか、日本やメジャーリーグに比べると早めに始まって、遅くまでやってます。 台湾は2リーグが合併して新生CPBLになってから、1チームは1週間に3~4試合、全部で週10試合を行なう日程になってます。全部で300試合あるから、30週は絶対にかかるわけです。その上にオールスター休みや雨天順延分が入るので、もう少し長いことに。 合併後のCPBLの開幕日と閉幕日は以下のとおり。 2003年:3月01日に開幕して10月06日に閉幕 (220日) 100試合 2004年:2月28日に開幕して10月31日に閉幕 (218日) 100試合 2005年:3月12日に開幕して10月19日に閉幕 (222日) 100試合 (2004年の日数は8月の五輪休み4週間28日を引き算したもの) ご近所や馴染みのあるリーグと比べると(2005年)。 日本セ:4月01日に開幕して10月14日に閉幕 (198日) 146試合 日本パ:3月26日に開幕して09月28日に閉幕 (188日) 136試合 四国IL:4月29日に開幕して10月16日に閉幕 (171日) 090試合 MLB:4月03日に開幕して10月02日に閉幕 (184日) 162試合 韓国::4月02日に開幕して09月28日に閉幕 (181日) 126試合 (日本パはプレーオフを含めると10月17日に閉幕) メジャーリーグはほとんど休みナシですね。週休1日ペース。日本と韓国は週休2日くらいのペースですか。それに比べて台湾は試合してない日のほうが多いです。 台湾の場合はゆったりした日程だから選手数もあんまり多くなくて済むし、観客動員が見込める週末中心に試合ができる。四国アイランドリーグの日程に余裕があるのも似たような理由でしょう。ただし、陳杰成さんはこれじゃイカン、先進国に追いつくには日程も合わせないとっていう主張のようです。 (ヨーロッパのリーグは台湾よりももっとゆったりしてるみたいですね) なお、その他の事項としては、メジャーリーグにならって来年は9月1日になったら登録枠が25人から30人に拡大されるとのことです。普段、あまり試合に出られない若手選手にチャンスを与えることが狙いなんだって。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年11月30日 13時51分45秒
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