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カテゴリ:台湾棒球
西武の張誌家投手が「鼻病」のために手術するって話は先日の日記に書きました。
「鼻病」と言われても良くわからず、病気が重いのか軽いのか心配してましたが、新しく記事が出ていろいろ載ってます。手術は明日(14日)だそうです。そして病名も明らかに。張投手がかかっていた「鼻病」というのは「鼻中隔彎曲症状」でありました。 [記事]旅日球星》吸不到氣 張誌家後天開刀(big5)(12/12) [記事]旅日球星》張誌家 將動鼻腔手術(big5) 二つの記事をまとめてざっくりと。
「鼻中隔彎曲症状」。 何ですか、ソレ? ってことで、医学の知識は全くない私が検索だけで得た知識で書きますと。 人間は通常、鼻の穴は2つ空いてます。 左右の鼻の穴の間は仕切られているわけですが、この"仕切り"が、外からは見えない鼻の中で曲がっているのだそうです。 実は誰でも真直ではなく、多少は曲がっているものなのだそうですが、普通は問題になりません。 ところが曲がりが大きくなると、片方の鼻の穴の空気の通る部分がすごく狭くなって常に鼻づまりの状態になり、張投手のように呼吸不全や頭痛を引き起こし、さらには周りの臓器に影響してもっと大きな病気につながったりするそうです。 以上、「鼻中隔彎曲症状」でした。こちらなどを参考。 →[網頁]鼻中隔彎曲症(笠井耳鼻咽喉科クリニック) →[網頁]鼻中隔彎曲症(薬の存在意義) いやー、怖いですねー。鼻の病気といっても軽くみちゃいけません。 記事によれば張投手の場合、左の鼻の穴にポリープができて右側を圧迫してるみたいですね。原因は子供の頃の交通事故かも知れない、とのことです。 しかし、台湾にいた頃は問題なかったのに、日本に来ると症状が出るんですねぇ。日本は寒くて、湿気が少ないからだそうですが。 そういえば以前、キャンプのとき、「日本は空気が薄くて、練習できない」みたいなこと言ってましたよね。探してみると。あったあった、この記事。 [記事]エッ、酸欠?西武・張が“ナゾ”の別メニュー調整(サンスポ;googleのキャッシュ)(2003/2/2) 西武2年目のシーズン、日本での春季キャンプに初めて参加した張投手。が、キャンプ初日、練習中に突然立ち尽くし、苦悶の表情で「空気が薄い」と発言。 「湿気が多い郷里・台湾と比較すると、この時期の日本の空気は乾燥しており、自分が思うように空気を体内に十分に取り込めないため、呼吸が苦しくなった-とのこと」(記事より抜粋) 松沼投手コーチは「台湾と日本での空気の差なんてあるのかね?」って思いっきり疑ってる様子だし、記事でもそのあとにオフの間のトレーニングをサボっていたことを取り上げ、苦しくなったのはそのせいであり、「空気が薄い」発言は単なる言い訳みたく片付けられてます。(←私も当時はそう思った) が、「自分が思うように空気を体内に十分に取り込めないため、呼吸が苦しくなった」っていうあたりは今回の鼻病手術の話を読むと、あながち言い訳でもなかったようにも思えますねぇ。 (口で呼吸すればいいじゃん…? そういう問題じゃない?) でもなぁ、そんな2年も前から症状が出てたなら、放っておかずに早く治してくださいよう。しかも手術する暇もなく働いてたのならともかく、今シーズンはケガしてずっと二軍だったのだから、その間に治しちゃえば良かったのに、なんて思えてしまいます。 まぁ、過ぎちゃったことは仕方ない。今年は実家に帰らずに真面目にトレーニングしてたみたいだし、来年の復活に向けて少なくとも心意気は例年以上っぽい。まずは明日の手術が無事に成功しますように。 関連する過去の日記: →張誌家、手術(12月9日の日記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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