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カテゴリ:台湾棒球
オーストラリアに行っているWBC中華隊は、パースの地元チーム・パースヒートとの2試合の練習試合に続き、豪州代表チームと3試合の練習試合を行いました。
結果だけ先に書くと。 2/4:中華0-9豪州 2/5:中華0-1豪州 2/6:中華5-2豪州 うーん、弱いぞ中華隊。 ありがたいことに情報が多くて、結構詳細まで成績がわかります。 まず、聯合には毎日記事が出ています。appledailyにはイニングスコアや中華隊のメンバー、成績が載っている画像がついています。 そしてオーストラリアの野球連盟のサイトでしょうか。この中に"Play by Play"っていうんですか、一打席ごとの結果が載ってます。 →[網頁]Australian Baseball Federation これらの記事を参考に、試合ごとにもうちょっと詳しく書いてみますと。 ●2月4日:中華0-9豪州 [中]高敏靜(3+1/3回,5失点)、黄佳安(2+2/3回)、鄭[金奇]鴻(2回,4失点[自責3]) [豪]Brassington(5+0/3回)、Paul Mildren(2回)、Peter Moylan(2回) (本)Humphries 豪州先発のBrassington投手は36歳、直球は120km/h程度だけど95km/h程度のナックルボールを操り、中華隊は5回を1安打に抑え込まれたそうです。その後に出て来た左腕投手・サイドスロー投手も打てずに中華隊は4安打完封負け。 投手陣も12安打を浴び9失点。代表30人に入っていない黄佳安投手だけが好投。 林華韋監督曰く、「先発投手はナックルが武器だったが、国内にはそういう投手は少ない。彼を攻略するのはとても難しい。豪州は力のある投手が揃っているから、良い投手とたくさん対戦して打撃陣を鍛えて行きたい」 →[記事]經典賽熱身》中華挨打了 0:9遭澳洲完封(big5)(2/5) →[画像]中華vs澳洲国家隊表現(2/5) →[網頁]Australia defeat Chinese Taipei 9-0(Play-by-Play) ●2月5日:中華0-1豪州 [豪]Gahan(5回)、Anderson(1回)、Thompson(2回)、Rowlandsmith(1回) [中]陽建福(7回,1失点)、朱尉銘(1回)、耿伯軒(1回) 中華隊、また完封負け。2試合連続完封! 最終回、一死満塁のチャンス作ったけどダメ。どれだけ打てないのやら。この日は5安打。 投げるほうでは、去年はケガで充分なシーズンが送れなかった陽建福投手が7回を4安打1失点。 林華韋監督が彼を評して曰く、「内容は良かったよ。コントロールもスライダーの威力も良かった。でもいちばん良い頃からするともうちょっと。この分なら本番では問題ないだろうね。」 →[記事]澳洲移訓賽》中華兩戰連吃18個鴨蛋(big5)(2/6) →[画像]中華vs澳洲国家隊表現(2/6) →[網頁]Australia defeat Chinese Taipei 1-0(Play-by-Play) ●2月6日:中華5-2豪州(7回降雨コールド) [中]許竹見(6回)、鄭[金奇]鴻(2/3回,2失点)、朱尉銘(1/3回) (本)林智勝[2ラン] [豪](不明) 4回に林智勝選手の2ランホームランでやっとこさ点が入った中華隊。その後はヒットでコツコツと加点してリードを広げ、最後は大雨でコールド。 先発した許竹見投手は6回を1安打に抑える好投で、林華韋監督も「とっても良かった」と評価。 →[記事]澳洲移訓賽》中華對澳洲國家隊拿下首勝(big5)(2/7) →[記事]中華vs澳洲国家隊表現(2/7) (Play-by-Playはまだないみたい。負けたからって遅いぞう) 以上、パースでの練習試合は、パース・ヒートとの試合が1勝1敗、豪州代表との試合が1勝2敗でした。 あんまり良い成績とは言えなさそうだけど、ま、練習試合だし。調整になればいいのです。中華隊は打線に中軸を打つはずの選手がごっそりいないし、投手も主力になりそうな選手はちょっとしか参加してないんだから。 といっても、それは相手も同じかも知れないわけでありまして。今回の豪州代表チームって、どの程度メンバーが揃ってるんだろ。 記事を読むと、豪州代表の打線には二人のメジャーリーガがいて、他にチーム全体で3~4人の3Aチーム所属の選手がいるそうです。これはベストに近いのかな。元中日のディンゴ選手は出てないみたいです(代表60人には入ってます)。 中華隊は7日はメルボルンへの移動日、8日からは再び豪州代表チームとの5日連続で練習試合を行います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年02月08日 03時10分18秒
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