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カテゴリ:台湾棒球
今日は小学館「グランドスラム」27号の発売日。さっそくお昼にいつもの本屋さんへ。が…。売ってないじゃないか! ここは小さい本屋じゃ置いてないようなマニア向けっぽい野球の本も置いてあるのになあ。仕方がないので隣の駅まで行って買って来ました。今回は青い表紙です。
真っ先に探したのはアジア都市対抗の記事。が。予告にはずいぶん大きい文字で載ってたのに、3ページしかありません。去年よりページ数減。期待していたのにぃ。まぁそれを楽しみにしている読者もあまりいないか。ページ数は少ないけどカラーだし、きれいな写真もついてます。取り上げてもらえるだけありがたいです。 アジア都市対抗の記事が少なかった代わりに、"The MAN"のコーナーで林華韋さんが! 1ページまるごと特集です。アジア都市対抗で台中市を、WBCで中華隊を率いた林華韋さんがなぜグランドスラムに載ってるのかというと、ヤマハ発動機→河合楽器でプレーしたから。 前の26号はヤマハで橋戸賞を取った劉秋農さんが取り上げられていたので、2号連続で台湾出身選手が紹介されたことに。当時は台湾にまだプロがなかったこともあり、台湾人選手がたくさん日本の社会人でプレーされていた時代でした。劉秋農さんはヤマハ(日本楽器)、林華韋さんがヤマハ発動機→河合楽器だから、静岡県の予選では敵味方に分かれて直接対決したこともあったんだろうな。 (こんな風に載ってましたよ、ってことでご参考。カラーではありませんでした) もう日本でプレーしたのは20年くらい前なのに当時のこともよーく覚えていらっしゃるみたいで、記事でも当時のことをいろいろ語っていらっしゃってます。日本では友達がたくさんできていい思い出ばかり、今でも大きな宝になってるんだって。うれしいですねぇ。 前に別の本や新聞記事で読んだのですが、林華韋さんは引退されたあともしばらく日本にいらしたので日本生活が長く、その間には日本の社会人でのプレーを希望する後輩の台湾人選手たちのために仲介をしたりしていたそうで、日本語も通訳ができるほどペラペラだとか。 今回のグランドスラムの取材も日本語だったかも。そう思うと、記事中、カギカッコで書かれた林華韋さんのコメントは通訳を通したものではなくてご本人のコメントそのままっぽい感じがします。 というわけで、なかなか興味深い内容でありました。ああ、社会人ネタで書こうと思ったのに、すっかり台湾ネタになってしまいました。社会人ネタのほうは別に書きますね。 今は台湾人選手が社会人でプレーというと、知る限りでは夏になるとアスピア学園にやって来る留学生選手くらい。そのアスピア学園も休部になってしまいまって今年はもう留学生派遣はなさそうです。そういえばシダックスがアジアから外国人補強するっていう話はどうなったのかしら。 参考リンク: →[網頁]林華韋(台灣棒球維基館) →[網頁]1984年第二十三屆洛杉磯奧運會表演賽中華成棒代表隊(台灣棒球維基館) 林華韋さんはロス五輪でも主に3番を打っていた強打者だったらしい。 (今回の「グランドスラム」林華韋さんの記事にちょっとツッコミ。郭泰源さんは昨年で退任されているので現在は誠泰コブラズの監督ではありません。それから泰源さんが輔仁大出身のように読めますが、泰源さんは大学は行ってないはず。輔仁大出身なのは荘勝雄さん。年齢的からして、林華韋さんと荘勝雄さん同時期に大学でプレーしたみたいです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年04月13日 02時48分08秒
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