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カテゴリ:台湾棒球
アマチュア野球の大会・成棒春季聯賽は24日に決勝戦が行なわれ、林華韋監督率いる国立台湾体育学院(富邦公牛)が決勝で台湾電力を破って優勝したそうです。
国立台湾体育学院というと、私が改修中の台中球場をのぞき見に行ったとき、守衛さんに怒られたところ。 台中球場が改修中なので打撃練習ができず、近くの高校のグラウンドを借りて練習したんだって。あ、そうか、台中球場って大学の敷地の中にあるから、当然職棒の試合だけじゃなくて大学の練習にも使うんですねぇ。 この国立台湾体育学院のエース格の投手は日本ハムと巨人もマークしているらしい増菘[王韋]投手。彼は巨人のスカウトのかたが見に来ている中、二次予選リーグ・準決勝と連続完封、防御率0.36の成績で大会の最優秀投手賞のようなものを受賞したとのこと。こりゃ日本からのスカウトのかたも評価を高めたに違いない。 (街の台北富邦銀行。ここのグループ企業の賛助を受けて活動しているので「富邦公牛」らしい。チームの帽子もこのマークです。ついでにNOVAウサギは台湾にもいました) さて、春季聯賽が終わったのでアマチュア中華隊の会議が行なわれ、大会の結果を踏まえてアジア大会を目指す代表候補選手が選出されたそうです。 →[記事]亞運培訓球員選出(big5) →[網頁]中華成棒培訓隊名單(big5)(WORD形式) 名簿を見てみると。 おおっ、元阪神の郭李建夫さんが中華隊のコーチになってるじゃないですか。大学野球の監督をしている郭李さん、指導者としての手腕も認められているようです。 選手のほうでは、日本の社会人野球関連だとアスピア学園でプレーした選手が唐嘉駿投手・林克謙投手など何人か、それからシダックスでプレーするために26日に来日したらしい羅嘉仁投手も入選してます。もう一人の郭健瑜選手のほうは補欠で選ばれているそうです。 代表候補選手は合宿などしながら人数が絞り込まれ、ハーレム大会や世界大学野球選手権に出場して試合経験を積んで行くことになる、はず。最終目標は12月のアジア大会。 ところで代表候補選手の中には夏の間、シダックスでプレーする選手、そしてアラスカリーグでプレーすることが発表されている選手(←このことはまた別に取り上げます)もいるわけで、彼らはおそらく合宿に参加できないだろうからアピールできないんじゃないかと思うんですが、選考には影響ないのかな。 ハーレム大会や世界大学野球選手権は7~8月。代表に選ばれた場合、これらの大会の間はシダックスよりも中華隊が優先だったりするのかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年05月29日 03時17分50秒
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