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カテゴリ:台湾棒球
今日は台北で呉偲佑投手の千葉ロッテ入り会見が行なわれたようですね。
[網頁]呉偲佑投手入団正式決定(千葉ロッテ官網) [記事]呉偲佑がロッテ入り 今季台湾で17勝の左腕(日経スポーツ) [記事]中華大聯盟/呉偲佑加盟日本羅徳 瓦倫泰親穿WU46號球衣(big5) 契約金4000万円、年俸3000万円の2年契約。3年目は球団に選択権があるそうです。 下の記事の写真にもあるように、バレンタイン監督にユニフォームを着させてもらったらしい。名前入りのユニフォーム、もう作ってあったんだ。しかも背番号46だって。うわ、本当に46なんだ。あだ名が"546"で今の背番号も46だし、空いてたらつけるとは思ってたけど、前につけてた人の番号を奪い取ってまでとは思わなかったなぁ。 バレンタイン監督曰く、「来年から一軍担当になる荘勝雄コーチの指導のもと、努力して主力投手になって欲しい。将来はロッテのエースになれる」とのこと。 [記事]鋒仔、呉偲佑赴日 將定案(big5)(11/21) これはちょっと前の記事なんですが、呉投手の面倒を見ることになる荘勝雄さんがアジアシリーズのときに呉偲佑投手を見たときの感想が載ってます。 荘さん曰く「呉投手は体力不足で下半身の筋力が不足しており、最初は先発は難しいかも知れない。チェンジアップ、カーブ、スライダーを投げられてコントロールも悪くなく、中継ぎで一軍スタートも可能」とのこと。最初は中継ぎから、ってことみたいですね。 体力強化が必要とのことですが、先日に買った雑誌にも似たようなことが書いてありました。連続写真を使っての呉偲佑投手のフォーム分析の記事が載っていて、それによると膝の使い方がうまくなくて、スタミナを消耗しやすいのが欠点とか。確かに今年の呉偲佑投手はエース格のわりには6回くらいで交代してしまうことが多かったです。 また荘さんは、「千葉ロッテは外国人監督なので日本人監督と違って外国人選手の自国でのトレーニング状況を尊重してくれる」とも。 なるほど、日本1年目のインチェ(林英傑)投手も日本風の厳しいトレーニングについていくのに大変だったって話ですもんね。バレンタイン監督+荘コーチがついてるってことは、呉偲佑投手にとってはいい環境かも。 日本で荘さんについて体力強化してもらって、そして本人が会見で言ったように「どんな努力、苦労も惜しまない」ことを怠らなければ日本でも活躍できるのではないかと勝手に想像してみます。せっかく気持ちよく送り出してくれる社長さんのためにも活躍しないとね。 ●熊と千葉ロッテの提携も発表 そしてLanew熊隊と千葉ロッテとの提携も発表。こちらも日本語含めて記事に。 [記事]中華大聯盟/La new與羅徳合作 瓦倫泰邀請明年一起春訓 [網頁]台湾ラニュー・ベアーズとの包括業務提携について(千葉ロッテ官網) 具体的には日本の春季キャンプへの熊隊の選手の派遣、スカウト情報の交換、交流会議の開催、イベントに双方の選手を招待し合う、といった活動を行なうんだって。 ってことは来年から熊隊の外国人選手に元千葉ロッテの選手が多くなったりするのかな。逆に熊隊の選手が日本に挑戦するときには千葉ロッテが優先かも? 荘勝雄コーチはいまは台湾に帰ってきたときは象隊や鯨隊の臨時コーチみたいなことをしてるけど、今後は熊隊にしか教えちゃいけないことになったりしちゃうんだろうか? そしてさっそくバレンタイン監督から、「来年の春季キャンプを一緒にやりましょう」って提案があったとか。場所はオーストラリアなんだって。 え、またオーストラリアでやるの? あんまり評判良くなかったとかいう話だったのに。 ●チェン投手は育成選手契約に 一方、先日に手術を受けた中日のチェン(陳偉殷)投手は育成選手契約になるんだって。 [記事]左ひじ手術のチェンと育成選手契約へ(日刊スポーツ) [記事]〈NPB〉陳偉殷與中日簽下育成選手合約(big5) 先日の手術がかなり大がかりなもので、来季中の実戦復帰は絶望的なんだって。なので、選手枠を空けるために育成選手に格下げになってしまうらしい。 今日、発表された保留選手名簿(来年も引き続き契約する選手の名簿)にも、チェン投手は載ってません。いったん自由契約になって、改めて育成選手として契約とのこと。 →[網頁]2007年度 契約保留選手 (中日ドラゴンズ)(NPB) 正式登録だった選手が育成選手になると「解雇一歩手前」みたいに感じてしまいますが、チェン投手の場合は「選手枠を空けるため」とのことなのでひとまず安心。じっくり治して、また早く正式選手に戻れますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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