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カテゴリ:台湾棒球
千葉ロッテと契約した呉偲佑投手がいつの間にか日本に来てたみたいですね。
[記事]日本職棒/多桑:[口麦]交七仔 呉偲佑「禁慾」[手弁]兩位數勝投(big5) 24日に千葉マリンスタジアムを訪れ、球場の設備などを見学したとのこと。この記事は日本の記事からの引用みたいなので日本の各スポーツ新聞のWebサイトを探すと、だいたいどこも載ってます。いくつかリンク。 [記事]ロッテ・呉偲祐に大先輩から“禁欲指令”「日本で彼女を作るな」(サンスポ) [記事]ロッテ入団の呉 “禁欲生活”を決意(スポニチ) 熊隊の優勝旅行のついでに千葉にも寄ったのかと思ったらそうでもないみたいで、この後もしばらく滞在するそうです。(そういえば前に呉投手はケガを治さないといけないから優勝旅行には行かないとか言ってたような…) スポニチによれば、来年の目標は12勝だって。大きく出ましたね~。過去、台湾人投手で1年目で勝ち星を最もたくさん挙げたのは投手コーチでお世話になる荘勝雄さんの11勝。これを意識しての目標設定かな? 千葉ロッテ公式にもニュースがありました。 →[網頁]呉偲佑(ウー・スヨ)投手がマリンスタジアムで会見(千葉ロッテ公式) さて、私はそんなに呉偲佑投手のことはあんまり日記に書かなかったし、試合で投げてるところもあまり多くは見たことないんですが、今までの台湾での記事などを読む限りでの印象はというと…。 お騒がせなひと。 投球内容も含めて、いろいろおもしろいことをやってしまうひと。 昔にニュース記事を見ながら面白いと思ったものをメモしていたものを読み返すと、台湾トップクラスの選手でも潘威倫投手や陽建福投手のことはだいたい普通に試合結果とかがほとんどなのに、呉偲佑投手のことはちょっと変なのがいっぱい出てくる。 具体的にどんなことをヤッてしまったかというと…。 ・2004年5月4日、兵役期間が終わってプロ初登板初先発。暴投、四球、死球、ボークのフルコースで4回で降板。 当時の熊隊の監督は元西武の大田卓司さん。大田さんは呉偲佑投手にすごく期待していたらしいのですが、この初先発の結果が示すように四死球が多くて勝てない日が続き、大田さんの在任中は結局勝つことができませんでした(この頃の熊隊は弱すぎたってこともあります) ・2004年9月5日、5度目の先発でようやくプロ初勝利。ここから4連勝して10月には完封も経験。 これは良いほうのニュース。荒れ球でも球速は速いらしい、とメモってあります。この頃、潘威倫・陽建福・林英傑・呉偲佑を「若手四天王」と呼んでいたのは日本のどこかの雑誌だったかなあ。 ・2004年10月、辛いものが大好きな呉偲佑は友達と「麻辣鍋」を食べたところ、辛すぎてお腹を壊し、さらに痔がひどくなって出血が止まらず手術。そのためしばらく登板できなくなった。 私も辛いものは大好きなんですが…。ほどほどに。 台湾の鍋は旅行中に食べました。ちょっと辛かったけど美味しいですね。 ・2004年末に西武が獲得に動き、熊隊球団を通さずに私的に接触した協定違反ではないかと騒ぎに。 「タンパリング」というんでしたっけ、これは日本でもニュースになったので、知ってるかたもいらっしゃるかと。結局この事件はシロかクロか、ウヤムヤになってしまったような。もちろん呉投手本人には別に悪気はないんだとは思いますが。 この騒ぎのあと、ダン野村さんに連れられて日本にちょっと来てたりしてました。今でもダン野村さんが代理人だったりするのかな? ・2005年の開幕前オープン戦のとき、登板中に背中(腰だったかも)を痛めてマウンド上で倒れて動けなくなってしまい、担架で運ばれた。 確か、同じようなことが2度あったような…。結構ケガの多いひとってイメージもあります。 ・シーズン中に急に「Lanewを辞めたい」と言い出した。 これも去年だったかな、なぜ突然にそんな突拍子もないことを言い出したか理由は忘れましたけど、そんなこともありました。ケガで登板できなくて辛かったんでしたっけ。 以上、そんなこんなで私には困ったちゃんのイメージのあった呉偲佑投手ですが、上に書いたことは全部去年までのこと。今年は精神的にオトナになったことが好成績につながったとのことで、今年は暴力熊の強力打線の援護もあってご存知のとおりの活躍。ひと皮むけたみたいですね。 若干気になるのは、ケガが多いこと。今回も膝と首を痛めたとかで、せっかく初めて選ばれたアジア大会の台湾代表も辞退することになってしまいました。特に膝は前から痛めているみたいだからちょっと心配。 その点、荘勝雄さんは丈夫で、負けても負けても投げ続け、完投もすごく多かった気がする。荘さんはトレーニングコーチも兼ねてるみたいだし、最初に貼った記事を読むとさっそくいろいろアドバイスしてるそうですから、言うことをしっかり聞いてケガなく1シーズン過ごすことが目標の12勝への絶対条件でしょうね。 (泰源サン(1年目9勝)もケガしなければもっとたくさん勝てたんだろうな~) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年12月26日 18時13分24秒
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