momi051の野球日記

職棒ではオープン戦を前に2日,4日と熊さん獅さんチャリティ試合が行われたのですが(試合の模様はboomer44さんが書かれてます)、4日の試合でとある日本人のかたが澄清湖球場に観戦に来たことが各紙で記事になってます。


[記事]〈CPBL〉日本球迷愛陳峰民　專程來台看球(big5)
[記事]中華大聯盟／日本女熊迷隻身來台看義賽　偶像陳峰民送衣(big5)

上の記事のほうをとても大雑把に訳。

4日の熊獅チャリティ試合には、ある日本からのファンがやって来ていた。彼女は東京の田添暢子さん。1964年生まれの彼女にとって初めての海外で、一人で飛行機に乗って高雄に来たのだ。ＷＢＣのときに台湾代表の選手に注目するようになった彼女はアジアシリーズの日本ハムとの試合のとき、日本人であるのにかかわらず熊側の客席で熊隊を応援していたので中華職棒職員を感心させていた。

この日、このときの連盟職員が澄清湖球場の入口で田添さんを見つけ、彼女が高雄までチャリティ試合を見に来たことを知った。Lanew球団はこの遠方からの来客のために、特別に5回のインターバルのときに彼女がファンである陳峰民をスタンドに上げ、彼女と一緒に写真を撮ってサインボールをプレゼントした。

どうして陳峰民が好きのかというと、「彼の精いっぱい戦う精神は立派です。それに彼の打撃はとてもセンスがある」。彼女は林威助、陳金鋒、林智勝など多くの台湾選手を知っている。もしその中で誰か一人とゴハンを食べられるとしたら、彼女は笑って「もちろん陳峰民です！」

彼女は東京人なのに読売巨人ファンではなく、阪神ファンである。「巨人はいつもお金でスター選手を取って来る。こういうチームの試合を見てても刺激感がない」。日本と台湾のプロ野球の違いについては「どうしてこんなに面白い試合なのに、球場に来るお客さんが少ないのですか？」

写真もついてます(→これとか、これとか)。サインボールの他にＴシャツももらったみたいですね。いいなー。

リンゴ新聞でもスタンドに来ている日本人のかたにインタビューしてたまに記事にしたりしてますが、ここまで日本の一ファンのかたが大々的にいろんな新聞に載ったのは初めて見ました。

(この田添さんは、やっぱりこちらやこちらのととさん、なのかな？ アクティブなかたですね)

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●日本行きチケットより陳金鋒とゴハン

上の記事は4日の試合のときのものですけど、新荘球場で行われた2日のチャリティ試合ではこんな記事が。

[記事]〈CPBL〉抽到日本機票　球迷想換陳金鋒(big5)(3/2)

獅と熊が2日に新荘で行なったチャリティ試合、5000枚以上のチケットが売れ、現場では200個の福袋が販売された。日本への航空券を当てた幸運なファンがいたが、彼は日本行きのチケットなんていらない、陳金鋒とゴハン食べる権利と交換したいというのだ。

日本への航空券を引き当てたのは2歳のお子さんと妻とで観戦に来ていた葉名峻さん。もともとは兄弟ファンだったが陳金鋒のためにLanewファンに転じた。なので彼は航空券を陳金鋒と食事する機会と交換したいという。

うははは、せっかく当たったのに！ チケットはオカネ出せば買えますけど、陳金鋒選手とゴハンが食べられる権利はオカネじゃ買えないもんなー。それに小さいお子さん連れだとチケットがあってもなかなか海外旅行に良くのは大変だし。


で、本当にゴハンの権利と交換できるかは連盟と相談して決めるそうですが(航空券を提供したスポンサーの意向とかあるんでしょうね)、陳金鋒選手本人は前向きのようです。


さっきの田添さんの記事でも選手とゴハンの話が出てたけど、この話が2日前にあったから、田添さんにも誰と食事したいか聞いたのかな？ そのうち葉名峻さん家族と田添さんを招待して陳金鋒・陳峰民選手と食事会、なんて企画が実現したりするのかも。蛇隊がオフにそういう企画やってますもんね。


しかし私だったら好きな選手とゴハンだなんて、緊張して何を話していいかわかんなくなりそう。「選手がゴハン食べてるところを隣から撮影できる権利」でいいです。