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カテゴリ:台湾棒球
ニュース探しをしていたら、珍しく張誌家投手の記事がたくさん。噂話はいろいろあってたまに新聞記事も出るけれど、いったいどこで何をやっているのか良くわからなった張誌家投手、久しぶりに公の場に姿を現したらしい。 17日、奥さんと一緒に、以前に台湾でプロ入りしたときにお世話になっていた郭泰源さんや趙士強さんと面会、アマチュア代表入りさせてもらえるようにお願いしたとのこと。 [記事]阿家露面 [目分]入中華代表隊 (中國時報)(big5)(5/18) [記事] 張誌家現身中華棒協 希望進入國家業餘培訓隊(東森新聞網)(big5)(5/17) 似たような内容の記事ですので2つまとめて適当に。
というわけで、以前に言われていた職棒入りではなく、アマチュア代表チームに参加して郭泰源監督や[龍共]榮堂監督の指導を受けながら調整したい、と希望しているらしい。 日本の感覚だと、無所属状態で代表チームだけに参加っていうと何だかとても変な感じがします。 日本の今のアマチュア代表チームは、大会の前にちょっとだけ合宿して全体練習をして、大会が終わったらすぐ解散、みたいに「その場限り」感が強いもの。 でも台湾の場合は、全く同じメンバーではないみたいだけど、アマチュア代表チームは3ヶ月くらいず~っと活動してるそうです。 今年は6月に合宿を始めて、7月からアメリカ・オランダ・イタリアと現地の大会に参加しつつ転戦するとのこと。 だから無所属状態で参加してもしっかり練習できるってことっぽい。 ●職棒入りしない理由 ただ、前は張投手は職棒入り希望と伝えられていたし、蛇か熊に入団したほうが安心して野球に打ち込めるようにも思えます。 なのに何で「アマチュア代表入り希望」なんていう裏ワザみたいなことを言い出したかというと。 [記事]張誌家進培訓隊 進可攻退可守(聯合新聞網)(big5)(5/18)
つまり、張投手の希望はあくまで海外でのプレーであり、もし職棒入りしてしまうと契約上の縛りが発生してしまって、いつまた海外進出ができるかどうかわからなくなる。 それならアマチュア代表で活動すれば海外のスカウトの目にとまるかも知れないし、もし秋のワールドカップや北京五輪予選に選ばれて活躍すればまた海外進出のチャンスが広がる。もしダメならそのときに職棒入りすればいいさ~、っていうことらしい。 それに指導力のことは良くわからないけど、蛇や熊の投手コーチである杜福明さん・廖剛池さんよりもアマチュア代表の投手コーチである康明杉さんのほうがビッグネームだし、郭泰源さんも直接面倒を見てくれるかも知れない。 あくまで推測とのことですが、ナルホドな、って思います。うまいこと考えましたね~。誰かの入れ知恵か? 職棒入りしないとなると無収入になっちゃいそうだけど、西武から総額で3億円くらいもらってる張投手だから目先のオカネには困ってないのでしょう、きっと。 まぁとにかく行方不明状態からは抜け出したみたいなので良かった。アマチュア代表入りとなればまた情報も入ってくるようになるだろうし。 あと気になるのは現在の調子。どのくらいしっかり投げられるんだろうか? そのへん含めてもう少し続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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