|
カテゴリ:台湾棒球
台湾シリーズは統一獅の優勝で幕を閉じたのですが、シーズン中はイヤな事件もあって不振だった観客動員も台湾シリーズに限っては7試合で8万人以上を集める大入り、しかも第7戦までもつれたために4戦で終わった昨年に比べてもかなり大きな収入となったそうです。
そんな中、真に受ける必要は全くなさそうですが、冷や水を浴びせるような話が載っております。 [記事]ESPN影射打假球 聯盟蒐證反制(壹蘋果網絡)(big5) テレビ局のESPNが番組の中で、台湾シリーズ第5戦でエラーが多かったことを挙げ、八百長の疑いがあるのではないかと報じたとのこと。 それに対して聯盟は弁護士を通じて法に訴える構えを見せ、獅の代表・林増祥さんも完全否定、ヤンキースのジーター選手を例に挙げて、もし守備の上手いジーター選手が大事な試合でエラーをしたらESPNは八百長だって言えるのか? などと反論をしているんだそうです。 …第5戦で獅にエラーが多かったのが怪しいんだって。 第5戦は8回以降しか見てないのですけれども、聯盟官網に載っている試合展開を見るに、おそらく8回のことを言っているのでしょう。 確かに当日の日記で私も「自滅」と書いたように、あと2イニング抑えれば獅が地元で胴挙げってところで、曾翊誠投手が暴投やら一塁への牽制球大悪送球やらで逆転を許した場面。獅迷のかたにとっては、おいおい、そりゃないでしょ~、って感じそうなプレーではありました。 でもあれがもしも八百長だったとしたら、あまりにもワザとらしすぎでは。 いくら何でももうちょっとうまくやると思います、はい(←フォローになってるんだかなってないんだか)。 ところで先日、日経新聞か何かに書いてあったんですが、メジャーリーグではポストシーズンの収益はリーグ(球団だったかな)と選手で配分するそうですね。さすが本場だけあってポストシーズンでの収入規模も莫大なもので、ワールドシリーズで優勝したチームの選手には1人あたり数千万円規模での臨時収入になるとか。 で、その配分の方法がおもしろいもので、リーグ優勝決定戦やワールドシリーズでは第4戦までは選手とリーグで配分するのですが、第5戦以降はリーグが総取り。つまり、第5戦以降はいくら試合しても選手には全く分配金が入って来ないことになります。 なぜそんな風になっているかと言うと、第5戦以降も選手に分配すると、もつれたほうが選手の収入が増えるので八百長するからなんだって。実際に過去、怪しい試合があったとかで。ナルホドな~。うまく考えてますね。 こうやっていらない疑いをかけられないようにする制度っていうのも大事なんだな~。ま、台湾の場合はやってもいないのに(←と信じます)八百長だの何だの言われるのは収入の配分どうこうよりも、やっぱり「日頃の行ない」が悪いからだと思いますが…。 早く台湾も八百長なんてくだらないことをしなくて済むくらい、職棒の環境が良くなりますよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年11月02日 00時18分06秒
コメント(0) | コメントを書く
[台湾棒球] カテゴリの最新記事
|