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カテゴリ:社会人野球
6日に開幕しました第37回IBAFワールドカップは18日の夜が決勝戦。アメリカがキューバを破り、33年ぶり3度目の優勝を飾りました。
こちらの記事によると、ワールドカップ(世界選手権)でアメリカがキューバに勝つのは初めてなんだって。アメリカは1973・1974年に優勝経験があるのですが、そのときはキューバは出場していなかったそうです。 優勝の瞬間、当然のことながら選手の方々は大喜び。最近は優勝が決まるとマウンドに集まって指を立ててジャンプするのが流行っているみたいですが、アメリカチームはクラシカルな(?)「おしくらまんじゅう」でした。やはり優勝の瞬間というのはいいものです(負けた側に感情移入している場合は悔しいですけどね)。 ●表彰式 そして決勝戦の試合後はそのまま表彰式でした。昨日はインターネット中継で表彰式を見ながらいつの間にか寝てしまったのですが、例のStadeo.tvの動画でも、決勝戦のあとに表彰式もちゃんと収録されています。今からでも見られますよ。 日本からは、まず摂津正投手が(予選リーグの)最高勝率とベストナインの最優秀右投手を受賞。賞を受けるときに小刻みにお辞儀をしていた仕草が実に日本人的だ。 そして西郷泰之選手がベストナインの最優秀一塁手。帽子をかぶっていない西郷選手は髪の毛が多くて、メダル授与のとき最初は誰かと思ってしまった。以上の2選手が表彰されました。 キューバ戦で死球を受けて鼓膜が破れたという林稔幸選手ですが、メダル授与のときに耳のところに白い包帯のようなものをつけた選手のかたが映りまして、小さい画面なので顔が良く見えずにあまり自信がないですが林選手で良いのでしょうか。とすれば、この間の日記で1日早く帰るというのは間違いでした。ゴメンナサイ。林選手は3位決定戦の試合中でもベンチにいるところが映ったような気がします。とにかく元気そうで、かつ他の皆さんと一緒にメダル授与に参加できてホント良かったです。 ところでなぜオーストラリアチームは6位なのにも関わらず、プラカードのお姉さんつきで閉会式で行進していたのでしょうか…? 4位のオランダや5位の韓国はいないのに。しかも私服だし。 ●「態度」が守備力に反映された日本 昨日の日記には非常にたくさんのかたからコメントいただきましてありがとうございました。感謝。 その中で、阿英さんや横尾さんからいただいたコメントの内容が載っている記事がありますので、そちらをご紹介。 試合直後に垣野多鶴監督が野本圭選手と長野久義選手からありがとうと言われて涙したお話(の一部)と、日本チームの失策が非常に少なかったことを関連づけた記事です。 [記事]失誤率最低 奪第三絶非僥倖(自由時報)(big5)
何度も出てくる「態度」という言葉は「姿勢」「野球への取り組み」くらいのほうがしっくり来る感じもしますが、とりあえず「態度」のままにしておきました。 長谷部康平投手が最後の打者を三振にとってメダルが決まったとき、ライトとセンターにいた野本選手と長野選手が真っ先に垣野監督のところに礼をしに行ったというのは台湾の記者のかたもちゃんと見ていて、かつ印象に残る光景だったようです。 この場面を動画で見直してみましたが、確かにマウンドにできた輪に外野から走り寄ってくる選手が映ってないし、野本選手と長野選手は輪に加わっていないように見えます。 で、日本チームが大会を通じて失策が少なく守備力が高かったのは、この2選手が礼をしに行ったことに象徴される「態度」によるものだという、ちょっと面白い視点での論評です。 (私がきちんと意味を取れていないだけかも知れませんが) 海外のかたからは一般的に日本人は礼儀正しい、態度が良いというように見られているというのは良く聞く話です。そして日本の野球の特徴と言うと堅実でミスが少ない、っていうのも良く言われます。この記事はそんな2つのイメージを結びつけて書かれたものなのでしょうか。 その意味では今回は「日本らしさ」が充分に出た結果のメダル獲得って言えそう。 この日記では大会の開幕前に、「日本らしさを出して戦って欲しい」と書きました。これは実のところ、私は日本はもっと下の順位になってしまうと思っていたので「メダルを目指してがんばって」とか書きたくなくてこういう表現にしたのです。謝らなければいけませんね。 最後に改めて、銅メダルおめでとうございました! 日本選手権のあるかたはお疲れでしょうが、引き続きがんばってください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年11月20日 04時37分58秒
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