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カテゴリ:社会人野球
赤べこは解散となってしまったようです。
→[記事]岩手21赤べこ野球軍団が解散(日刊スポーツ)(12/29) →[記事]社会人野球:「赤べこ」きょうにも解散 /岩手(毎日新聞)(12/28) 28日にも県連盟に解散届を提出するとあり、活動資金が集まらなかったこと、および選手の離脱が主な原因と書かれています。 休部するときの記事で来年からの復活を目指すとは書かれていたものの、現実にはなかなか難しいんだろうなとは何となく思っていました。それにしても休部からたったの2ヵ月で解散とは、ずいぶんと結論を急いでしまうのだなぁとも感じてしまいます。 30日の岩手日報の記事にかなり詳しく載ってますので、そちらも読んでみますと。 →[記事]「赤べこ」が解散届 社会人野球クラブチーム(岩手日報) 悲壮感が伝わって来る内容です。 その中で解散を決めた理由として書いてある、「来季にチームを立て直すのは事実上不可能だと判断」「いまから選手を集めて来季以降続けるのは困難と判断」という部分。 すでに休部しているのだから、来季に復活させられないのならばもう1年休部を継続してじっくり時間をかけて体制を作るっていうわけには行かないのですかねぇ。 記事を良く読むと、どうも新しいスポンサー企業を探して運営資金集めをするとかいう段階の前に、実質的親会社だった企業からの入金がないとどうしようもないようで、その段階から進んでいないように読めます。給与の未払い分が相当あるようで、言わばチームの資金はマイナスの状態、続けるにしてもとにかく一度解散して清算しないとダメなんだろうか。何だか毎度毎度一人で頑張っているようにも読めてしまう監督兼部長の平良和一郎さんも本来は現役選手でもあるはず。いつまでも赤べこにばかり関わってもいられないのかなぁ。 解散は苦渋の決断なんだとは思いますが、2年前にチームを設立するときだって大変だったのではないかと思うし、都市対抗に出たほどのチームを完全に消し去ってしまうのは実にもったいないと感じてしまうもので、こういう書き方になりました。 私は赤べこに限らず一般的にクラブチームの経営がどんなものかは全くわからないので勝手なことを書きますが、クラブならばもっと柔軟な活動はできないものなのかなあ、と。 企業チームの場合は会社が活動をやめると決めてしまえば継続するのは非常に難しいでしょう。 でもクラブの場合は資金がないならないなりの活動をするってわけには行かないんですかねぇ。 実質の親会社からの資金が止まったらそれでオシマイというのでは、企業と変わらないじゃありませんか。 赤べこの場合は企業とほとんど変わらない体制だったからこうなってしまったようですが…。 クラブでも強豪と言われるようなチームの場合は大スポンサーがついているようですが、そのあたりはどうなっているのでしょう。 例えばNOMOベースボールクラブや茨城ゴールデンゴールズで、縁起でもないですが野茂投手や萩本さんにもしも何かがあってお金が入って来なくなったらもう活動できません、では悲しすぎるわけで。活動内容からして、何となく事務局の体制とかはしっかりしてそうですけども。 かずさマジックも広域複合チームってことで複数企業支援体制にはなってますが、現状だと新日鐵がやめると言えばオシマイ、なんだろうなぁ。 そうえいば神奈川でもチームの名前が急にガラリと変わったクラブがありました。理由はスポンサーの都合という話で、選手が大幅に入れ替わりましたし去年ほどの結果も残せませんでしたが、活動が継続できているだけ良いのかも。 相変わらずまとまりがありませんが、やっぱり都市対抗に出るほどのクラブチームがその年で解散というのはちょっとただ事ではないのではないかと思わずにはいられません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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