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カテゴリ:台湾棒球
先日の楽天・インチェ(林英傑)投手の先発登板は4回4失点で敗戦投手という、ちょっと残念な結果になったようで。
テレビ中継などは見られず、映像はスポーツニュースで拝見。当然ながら打たれる場面ばかり出て来てしまっていました。ちょっと顔が精悍な感じになったかな? (私は対戦相手だった西武ファンであるわけで、フクザツな心境で途中経過を見てましたが) この日の開催球場は前橋。前橋はJRの両毛線沿いにある街ですよね。 インチェ投手の本来のあだ名は「三毛」。楽天の帽子には「毛」って書いてあるし、 「楽天は一毛、前橋は両毛、インチェは三毛」 ってことで「毛」に縁のあるインチェ投手には縁起の良い場所なんじゃないかと思ったけど、残念でした。まぁ渡辺久信監督の地元ですからね、そういう意味では良かったのではないかと。 で、日本の新聞記事にいろいろ野村克也監督のコメントも載ってますが、「話にならん」とか言われるのかと思いきや、「予想よりよく投げた」、「インチェの足を野手が引っ張って、かわいそうや」と、思ったよりは好評価? でも野村監督のコメントって言葉どおり受け取れないところがあって、厳しいこと言われたほうが期待の表れだったりしますよね。なので何だかかえって怖かったりもする。 今のところいきなり二軍落ちとかにはなってないみたいだし、とりあえず次は中継ぎに戻るのかなあ。 (許銘傑投手や呉偲佑投手のイースタンでの成績のほうが怖い) さて、インチェ投手が前橋で苦労したその日。 この日は中継は見られなかったのですが、職棒では実にいろいろなことが起きたようで。 まず高雄の熊象戦では審判の判定をめぐって熊の選手が1試合に4人も退場になるっていうエラいことになったようですが、これについては機会があればまた書くとして。 もう1試合の蛇と鯨の試合。こちらは蛇13-12鯨という何だか滅茶苦茶なスコアの試合。 で、この試合中、職棒史上初となる打順間違いの珍事が起こったそうです。 [記事]棒次擺烏「龍」 鯨抗議也烏龍(自由時報)(big5)
というわけで、場内表示に惑わされて[登β]蒔陽選手が間違えて打席に入っちゃったんだけど、謝長亨監督の抗議が早すぎたため、結果的には何事もなかったと同じことになったので大事にはならなかったとのこと。なあんだ(←こらこら)。 しかし謝長亨さんも知らずに抗議しちゃったのか、はたまたお人好しなのか。 この記事を見て思い出したのは、小学校低学年のときに買ってもらって読んだ、子供向けの野球のルールの本。 たぶん生まれて初めて買ってもらった野球の本じゃないかなあ。少なくとも覚えている限りではそうです。 で、この本には打順を間違えたときにどうなるかも取り上げられていて、こんなような例題がついていました(本当は漫画)。
答えはもちろん「ノーアウト一塁・1ストライクから、次郎君の次の打順の三郎君が打つ」。 でもこの答え、小学生だった私にはかなり納得行かなかったんですよね。 だって太郎君は勝手に打順を抜かされた上に、埋め合わせの打席は回って来ないんだから。 小学生にとっては打つことこそが楽しみなわけで、その楽しみな打順が飛ばされてしまって戻って来ないなんて、何でひどいんだろう! じゃあ野球をするときは絶対に打順を抜かされないようにしなきゃ。幼き日の私はそう思ったのでありました。 この本には 「打ったボールが空中で分裂して破片の半分はスタンドイン、もう半分は野手がノーバウンドでキャッチしたらどうなるか?」とか、 「打ったボールを鳥がくわえて飛んで行ってしまったらどうなるか?」とか、 実際にはほぼ有り得ないんじゃないかっていうような事柄も載ってて(でも当時は良くあることだから載ってるんだと思ってた)、打順間違いも今まで一度も見たことも聞いたこともなかったけども、プロ野球でもそんなことがあるんですねぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年04月07日 03時10分28秒
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