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カテゴリ:台湾棒球
最近、いろいろと記録達成が多い気がする職棒ですが、20日の試合でまた大記録が。
張泰山選手、前人未踏の200号ホームラン。 去年の時点で200号まであと3本としながら今年はケガで欠場も多くてなかなか打てず、前期シーズンは1本だけ。 なのに後期に入って3試合で4本かっとばしてあっさり大台突破。 リーチをかけた翌日にもう打っちゃいました。 奥様はこんなに早く打つとは思ってなくて球場に行きそびれたとか。 日本の感覚だと「まだ200号?」って感じますけども、歴史が浅く試合数も少なめの台湾では大記録です。 [記事]泰山:打全壘打比長頭髮容易(聯合新聞網)(6/21)
あはははは。 ●張泰山 対 謝佳賢 では張泰山選手に続く選手はどなた? 聯盟官網で見てみると。 現役2位は黄忠義選手で104本、3位が彭政閔選手で102本。4位が謝佳賢選手で101本。 ダブルスコアの圧倒的大差。陳金鋒選手でもまだ56本。 張泰山選手の記録は当分は揺らぎそうもありません。 ただし。 謝佳賢選手はTMLで打った分の75本があるので、これを足すと176本。 張泰山選手の記録に大きく接近。 謝佳賢選手も6月に入ってから(CPBLだけでの)100号ホームランを打ちまして、これは(CPBLだけで見れば)史上最速とのこと。確か50号のときも史上最速だったはずだし、張泰山選手との差をちょっとずつ詰めている感じがしますが、どうなんだろう。 TML時代も含めてグラフにしてみると、こんな感じ。 うーん、あんまり詰まってないんだな~。 張泰山選手はそれなりに波があるのに比べて、謝佳賢選手はほとんど一直線に近い。 いちばん接近したのがTMLが最後の年となった2002年で、差が15本。 でもまた翌年に差が開いて、だいたい25本前後の差が保たれています。 今は張泰山選手202本、謝佳賢選手177本だから、25本差。 ちょうど謝佳賢選手がまだプロ入りする前の1996~1997の2年間に張泰山選手が打った本数25本分だけリードしているってことに。 張泰山選手は兵役に行ってないので10代でデビューできた分、他の選手に比べて有利みたい。 年齢的には両選手は同じ1976年生まれ。 誕生日は謝佳賢選手が4月8日、張泰山選手は10月31日。 だから、張泰山選手のほうが半年ほど年下。 謝佳賢選手のほうが若いと思ってたなあ。 じゃあ時が経てば自然と追い越せるってわけでもないんだ。 両選手とも30歳は過ぎてるけども、前の記録保持者の林仲秋さんは30歳を過ぎてから職棒デビューして、43歳まで打ち続けて記録を作ったそうです。その数、162本。 それに比べればまだまだ若い二人。争いはまだまだ続く… のですけども、聯盟の記録上はTMLで打った分はあくまで「参考記録」扱い。なかったことにされています。 謝佳賢選手は先日のCPBL100号のときは自らの意思で一切のセレモニーを拒み、無言の抗議をしたとか。 →[記事]謝佳賢中職百轟不慶祝…只想追悼(自由時報)(6/8) もし通算本塁打で二人が並ぶようなことがあれば、またこの理不尽とも思える一件も注目されるようになるかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年06月25日 15時27分58秒
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