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momi051の野球日記

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2008年08月14日
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カテゴリ:台湾棒球
北京五輪野球の2日目、日本戦はご存知のとおり1-6で負け。でも8回までは1-2の接戦。

事前報道だと、先発の許文雄投手は「奇兵」、もしも抑えてくれれば儲けものであり、全く期待されてなかった感じでした。「勝ちに行く必要のない試合」とまで書かれてた。

でもチームの作戦として勝ちに行く必要のない試合だとしても、グラウンドに立っている選手にしてみれば目の前の相手に勝ちたいと思うのは当然のこと。許文雄投手、良く抑えました。心配していた守備の大きな破綻もなかったし。


打つほうは、日本のプロ相手だといつも打てませんからねぇ。それでもタイムリーで1点入った(しかも先制点)っていうのはなかなかやるな、って感じさせました。

特に彭政閔選手が2本の二塁打で、うち1本がもうあとほんの数センチくらい(?)でフェンスオーバーっていうのは惜しかったな~。

彭政閔選手って過去の日本戦でも結構打ってるわりに、陳金鋒選手や張泰山選手と比べて日本でまるっきり知られてない気がします(←何となく、だけど)。日本のWikipediaにも項目ないし。これで少しは知られるようになるかなあ。

そういえば1ヵ月くらい前に産経新聞やスポーツ報知が彭政閔選手を取材に来たって記事が出てたんだった。サンスポや報知に紹介記事でも載ったんだろうか。


●張誌家、2.2回無失点

先制して善戦はしたけども、最後は突き放されて負け。
後半の継投のことはいろいろ言われるんだろうな~。洪一中監督もどこまで勝ちに行った継投なのかわからないけど…。


そして張誌家投手が出て来たときにはちょっとびっくりした。

台湾の中継ぎ投手の顔ぶれからして、早めに継投に入った以上は張投手の出番があっても何ら不思議はありません。ただ、日本相手に投げるというのはどうなんだろうと思ってました。

だって張投手は日本をクビになった投手。
日本代表のスター選手からすれば、言わばはっきりとした形での「格下」。
全く知らない投手と比べると怖さもないでしょう。
それまで苦しめられていた日本打線にとっては気持ちとして楽になったかも。

一方で張投手は張投手で、日本相手に燃えるものがあるはず。そして張投手には今までに培った経験がある。それにしても、同点でピンチの場面での登板とは、思い切った起用に感じました。
たくさん日本のファンのかたも見ている中でボコボコにされたらどうしようかとヒヤヒヤ。


結果は稲葉選手に勝ち越し打を浴びて決勝点こそ許してしまいましたが、そのまま8回まで投げ続けましたし、全体で見れば良かったのではないかと。

特に、高めのボールを空振りさせて三振を奪った場面が何度かあったのが目につきました。熊隊に入ってからの登板でああいう投球をしていた印象はなかったんだけど。

洪一中監督はそれほど張投手のことを信頼してないようなこと言ってたときもありましたが、これならこの先もいい場面で使ってもらえるんじゃないだろうか。


●オランダ戦は完封勝利

前日のオランダとの試合は、昼間は出かけていたので夜の再放送で少し拝見(←夜中すぎて最後までは無理でした)。
チェン(陳偉殷)投手が7回を3安打無失点に抑えて見事に勝利したとのことで。


林恩宇投手が昨年のワールドカップでオランダ相手に先発していたので、チェン投手に携帯の電話番号を教えて連絡を取ってオランダの打者の特徴を教えたんだそうです。
そのせいか、中継を見てたらチェン投手は何と言うか、メリハリをつけて投げているように見えました。

林恩宇投手もケガで今回は代表入りできなかったけど、こういう形ででも貢献していると思うとうれしいですね。


●15日は朝に中国戦

次は15日朝の中国戦。
日本相手に夜中まで試合して、翌朝すぐに試合。睡眠時間5時間くらいしかないとか。お疲れなことです。

日本戦は「勝ちに行く必要のない試合」だったかも知れないけど、中国戦はたぶん中華隊にとっては他国以上に、万が一にでも負けてはいけない試合。

そして中国にとっても、最終予選でビリ通過だった台湾こそが今大会で最も倒しやすい相手とみなして、立ち向かって来るかも知れません。
過去に中華隊を苦しめた左腕の王楠投手の先発が有力とのこと。油断ならない相手。


ところで日本戦の中継中、双方のベンチが良く映ってて、日本のベンチが堅い表情の選手が目立つ感じだったのに比べて(最終回以外)、台湾のベンチはみんな楽しそうでした。
ああいう明るさが中華隊のイイところだな~って再認識してたんですが、その中で潘威倫投手だけ全く映らなかったような。やっぱり翌朝に備えてさっさと帰ったんだろうか。





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Last updated  2008年08月15日 14時08分35秒
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