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カテゴリ:社会人野球
●東邦ガス2-1日立製作所
開幕戦は東邦ガス・藤江投手、日立・比嘉投手の両先発による見応えのある投手戦。 双方とも序盤のチャンスを活かせずにゼロが続いた6回裏の東邦ガス。連打で一死一三塁として、4番・佐々木選手のセカンド右へのゴロは打球からして併殺にはなりそうもない当たり。何とか二塁はアウトにしたものの、一塁はセーフ。 ホームに達した後、一塁がセーフになったことを見届けた東邦ガス・南選手はその場で派手派手ガッツポーズ。東邦ガス1点先制。 「やったね! もう1点いきましょう!」 名古屋弁検定5級の私が訳してみました。あってますか? エビフライと金シャチつき。 1点先制された日立はすぐさま7回、4番・中村選手の日立応援団で埋まるライトスタンドへライナーで飛び込むソロホームランで同点に。 盛り上がる一塁側応援席。ちょうど応援団の指先が示すあたりに打球が飛び込みました (そういえば日立は7回の攻撃前に応援歌を歌わなかったような) 力投の日立先発・比嘉投手(右)。 口元に手を当てて何をやっているのかというと、これ、紙コップで水を飲んでます。 イニングごと、こうして必ず水を持ってきてもらって飲んでからマウンドに向かっているように見えました。いわゆる力水、ってことなのかなぁ。 が、このあとの8回裏、東邦ガス・平手選手(Honda鈴鹿から補強)の打った瞬間にわかるホームランがこれもライトスタンドに突き刺さり、これが決勝点に。 (日立公式サイトのアニメーションほどポール際じゃなかったです) 東邦ガス先発の藤江投手は9回の日立の代打攻勢を3人で抑え、見事に完投勝利。14奪三振だって。 鶴岡捕手からウイニングボールを受け取る藤江投手でした。東邦ガスは実に66年ぶり勝利とのこと。 この試合の打のMVPは間違いなく平手選手。 決勝ホームラン以外にも、1回の打席はほとんど普通のショートゴロだったのに内野安打に。相当な俊足らしい。 8回の守備では代打・丸山選手の左中間を破りそうな痛烈な打球を腕を伸ばしてナイスキャッチ。打った丸山選手が頭をかかえて悔しがってた。 あれ、抜けていたら無死二塁。どうなっていたかわからなかったところでした。 実にいい選手を補強しましたねぇ。 ●スタンド風景など 赤いビブスの日立の大応援団は二階席一塁側を埋め尽くし、とうとう東邦ガス応援席の上のほうまで侵食。 一方、三塁側は紙製のメガホン(?)を配っていたようで、こちらもスタンドを赤く染めていました。 (手の形をしたビニール製のものだそうです。いのさん、ありがとう!) 本日の応援大賞。 この他にも、「ここまで飛ばせ」など何種類かのパターンを用意されていたようです。全員分かわからないけど選手名のたれ幕もたくさん。 実に熱心な方々です。 試合後は日立のお客さんが多すぎて、ドームの外は人、人、人。外に出てから駅までがひと苦労でした。 これ、何かと思ったら、「かちどき号」というのは日立の応援列車のことなんだって。へ~。 →[記事]都市対抗野球:地域ぐるみで楽しむ 黒獅子の目(毎日新聞) しかし、ずいぶん遅い時刻に発車するんだな~。日立に着いたら日付変わってるのでは? (試合が終わったのは8時半くらいだったから発車時刻まで余裕ありすぎです) ●林偉加油! 私の中で、日立と言えば林偉選手です。 あいにく、林偉選手はベンチ外れてました。残念。 ノック中に外野の選手をよーく見てみたけども見当たらない。 ベンチ入りを外れた選手はユニフォームを着てスタンドにいることもあるので、ネット裏のほうも見てみたけども遠すぎてわからず。 ま、控え室にでもいるのかも知れないし、スタンドにいてもユニフォーム着てるとも限らないし、これだけの人の中から探すのは無理でしょう。 と思ってふと振り向いてみたら、私の後ろの列で見てた。ああびっくりした。 一緒に観戦していた明らかに日本人離れした顔立ちの方々はきっとご家族でしょう。台湾からご両親を招待しての親孝行、かな。 来年は試合に出て、もっと親孝行できるといいですね。 (林偉選手はママ似であることが判明) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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