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カテゴリ:社会人野球
先日の日記に書いた社会人野球ホームラン王の話。
社会人は試合数も相手も違うし、単純に本数を比較することもできないけど、でも誰が年間のホームラン王なのかっていうのはちょっと気にならないこともない。 ってことでちょっと調べてみたら、集計した範囲で、2008年シーズンでいちばんホームランを打ったのは日立製作所・中村良憲選手でした、というのを先日書きました。 せっかくなので、新しいシーズンが始まる前に、あのとき調べた分をまとめてみようかと思います。2008年シーズン本塁打数ランキング。 情報元はJABA公式サイトの試合結果です。 よって、JABAに掲載漏れや誤り等があると集計にも間違いが出ますし、沖縄の試合など、JABA公式に載っていない試合は抜けています。なので、不完全です。 毎日新聞Webなど、他の信頼できそうな媒体で試合結果が載る場合にはそちらからも補っています。
当然ながら所属チームで中軸を任されている選手がほとんど。錚々たる名前が並びます。清田選手は新人なのに6本も打ったんだ。今年はドラフト的にも注目されるのでしょう、きっと。 クラブチームですと、オール江刺・村岡康仁選手の5本が最高でした。 和歌山箕島球友会の松下真之選手は4本ですが、この試合で相手側の欄に書かれている「松下」は箕島球友会公式サイトでは箕島の松下選手が打ったようで、これを含めると同じく5本になります。 他に、2008年にドラフト指名された主な選手では。 長野久義選手は2本(合作金庫との親善試合を除く)。 Honda公式サイトによれば長野選手はオープン戦では本塁打量産してまして、実に11本(35試合)も打ったそうです。でも公式戦では警戒されたのか2本でした。 長野選手より一足早くプロ入りした日本通運・野本圭選手は5本。 パナソニック→ヤクルトの新田玄気選手は、あの都市対抗での劇的逆転3ランただ1本しか打ってないらしい。 3年前にも東京ドームで1試合2本打ちましたし、もっとホームランバッターみたいな印象ありましたが大舞台に強いのですねぇ。 同じくパナソニックの楠城祐介選手は1本でした。 なお、西郷泰之選手は意外にも1本だけ(←春の神奈川県大会・東芝戦)。 これがふそうのユニフォームで公式戦で打った、最後の一発ってことらしい。 ●2007年は わざわざ数えなくても、春になって「グランド・スラム」が発売されれば各チームの名簿のところに前年度の個人成績が載ってますので、公式戦の年間本塁打数はわかります。 しかし、それはカラーページのチームの選手だけ。 それ以外の選手、たとえば2008年春号の西郷選手はカラーページじゃなかったので、2007年シーズンに何本打ったかはわからない。 この年は「グランド・スラム」に個人成績が載ってる選手の中では王子製紙・鈴木賢一選手の9本が最高でした。 でも西郷選手も都市対抗での印象的な3本塁打もありますし、もしかしたら鈴木選手より打ってるかも? じゃあ同じようにやってみましょうってことで、同じように集計。 ただし、2007年はJABA公式サイトの精度が悪いです。結果が載ってない試合、結果は載っていても長打が載っていない試合が2008年よりも多め。なので抜けや誤りも多いと思います。
やっぱり鈴木選手がトップでした。 鈴木選手は都市対抗本大会で香月良仁投手から打ったサヨナラ弾を含め、全て企業のチームから打って9本。 西郷選手が打った6本塁打は6本とも全て都市対抗予選および本大会でのもの。印象に残ってるわけだ。 クラブの選手が結構上位に入ってるのも特徴的。 というわけで、2007年と2008年、10位まで並べてみたのですが、両者を比べてみると。 両方で10位以内に入った選手は誰もいません。 2008年に12本打った中村選手は2007年はゼロ。 2008年に9本打った沢村選手は2007年は1本。 2007年に9本打った鈴木選手は2008年は1本。 試合数がそれほど多くないというのもあるけど、年を跨いで安定して打つというのは難しいことなんだな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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