2009/08/27(木)02:17
都市対抗6日目・何とか初戦突破
東芝は初戦突破。今のチームだとこういう勝ち方しかない、っていう感じで。今回はもろもろ考えるとかなり苦しいかと思っていたけど、皆さん頑張ってくれました。
都内で用事を済ませてドームに着くと、先発は増井浩俊投手。大黒柱先発はスポニチ大会で大敗してるんで避けましたか。
しかし大河原正人選手が1番ですか。今年は壮行試合を見に行ってないから良くわからないけど、またまた苦心の跡が見える打線の組み方です。
(お互いに「東」で始まるので、こういう表記に。ちょっと変わった感じです)
対する東邦ガスは予選や北海道大会では中軸打ってた前田英勝選手が7番で、9番の山田勝司選手も何年か前まで4番打ってましたよね。そう考えると何てオソロシイ。やはり補強が入って大幅強化でしょうか。
いや、もっと簡単に表現する方法が。
「石塚信寿選手がスタメンに入れないほどの打線」
これでOK。
(サブのスコアボードはこんなんです)
試合は2回に三沢慶幸選手のライトへの本塁打と、3回に盗塁時の悪送球で計2点入りまして、これを増井投手→木戸一雄投手のリレーで何とか1失点のみで守り切りました。
(もう一塁ベースを回る前から高々と腕を上げていました)
この先制ホームランのときに打席に入る前、いろんなかたが三沢選手に声をかけてたんですよね。工藤コーチや、前の回に打席に入っていた大河原選手や藤原将太選手が。決して一人の力で打ったわけじゃない、そんな印象を強く感じた一打でした。
3回の1点は転がり込んだものですけど、積極的な走塁がミスを誘ったということにしておきましょう。
で、前半はなんだかずいぶん塁上を賑わせたような気がしましたが2点に終わり、長坂常幸投手→水田裕投手と継投した中盤以降はぱったりと出塁さえもままならなくなりまして、追加点の気配ナシ。
それでもあんまり危ない気がしませんでした。増井投手がきっちり抑えていてくれたから。
序盤は暴投などもあって大きなピンチも背負いましたが切り抜けてくれました。三振以外のアウトの大半がフライで、中盤は続けざまにいい角度でフライが上がってヒヤヒヤした場面もあったけどボールに力があるのでしょうか、余裕を持って捕球できる当たりばかり。
8回に代打の石塚選手に許した安打(←さすがだ)をきっかけに山本明大選手にタイムリーされて1点失ったところで降板しましたけど、ナイスピッチングでありました。
東芝で磯村秀人投手以外の自前の投手が先発して勝ったのって…10年ぶり? (須田さん以来です、たぶん)
増井投手が残した一死一三塁同点のピンチで登板した木戸投手もお見事な火消し。
この同点のピンチのゴロを捌いた平馬淳選手も、結構難しそうな当たりに見えたし、送球だって走者と重なるだろうし、良くアウトにしたものだと思います。
オーロラビジョンだけど、印出順彦監督おめでとうございま~す。
せっかくついた愛称なのに、予選ではまるでなかったことにされているかのような扱いだった「ブレイブ・アレウス」。定着させる気ナシなのかと思ったら、今回は応援グッズで存在感を示していました。
応援団のかたも攻守交替のときに「東芝ブレイブ・アレウスへの声援よろしくお願いします」って言ってました(←あくまでサラリと、ですけどね)。
円陣の中心で気合を入れるのは東京ドームに戻ってきた工藤賢二コーチ。工藤さんのヘルメットにもチームロゴが入ってます。二塁から走って来る走者に工藤さんがグルグル手を回す場面は今回はなしでした。
お客さんもライトスタンドを全部、二階も半分以上埋めてました。
横断幕もたくさん出てましたね~。あいにく長谷川進野選手は試合に出なかったけど。
●次は土曜日
さて、三回戦の相手は前の試合で東海理化を破ったHonda熊本。
Honda熊本さんとの対戦というと。
2003年、久しぶりに出た都市対抗でサヨナラ負け。
今年も九州大会で負け。九州大会では去年も負けてる。
何だか負けてばかりいるような気がしますが、さてさて。
土曜日の第二試合、13時半から。その前の試合がENEOSとNTT東日本の対決。こりゃまた行かなくちゃ。次は三塁側なんで赤いユニフォームですね。