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カテゴリ:台湾棒球
ワールドカップは三次ラウンドがスタート。台湾はオランダ、キューバに連敗となりました。
まず22日にシチリア島で対戦したF組1位のオランダには2対11と、あわやコールドの大敗。んー、オランダ強いな~。 展開を追ってみると、先発の廖文揚投手が四球をたくさん出して自滅して行ったようにも感じますが、どうなんだろう。 そして5回には代わった林晨樺投手が二死からあと1つのアウトを取れず、実に7連打を浴びて勝負あり。葉志仙監督も2アウトだからと我慢してしまった継投の遅れを悔いているようです。 そして翌日はキューバにも0-8で敗れて二次ラウンドから通算で4敗目(1勝)。 左腕の唐嘉駿投手を先発に立てたようですが、力負けの模様。李明進投手はデスパイネ選手に本塁打されてしまったみたい。他の6人は抑えたのに。(公式サイトの動画を見ると、バックスクリーンに放り込まれてます) この結果、二次で同組だった米国(5勝)にはもう追い付くことができないので、台湾の決勝進出はなくなりました。 それからカナダ(3勝2敗)よりも下の順位になるのも決定で良いのかな。となると、もうメダルもなくなりまして、最高で5位ということになります。 アジアのチームがワールドカップ(世界選手権)でメダルを取れなかったのはいつ以来かというと…。ず~っとさかのぼって、1974年以来だって。 この1974年大会はアジアから出ていたのは台湾(6位)だけ。これ以前は日本も韓国もほとんど出場してませんから、本格的に出場するようになってからは初めてと言って良いかも。アジア勢には辛い大会となりつつありますね…。 台湾チームは二次ラウンドはかなり健闘したという印象ですが、出発前には「目標は3位以内」とのことでしたので、目標達成ならず。 [記事]爭冠日安排返台 葉總:[手并]給他們看(壹蘋果運動王)(big5)
横尾弘一さんによると、日本チームは決勝に進むことも考えて決勝戦が終わってから帰国するチケットを手配してあったとか。 もし台湾が決勝に行くようなことになったら日本と交換しちゃえば?(←無理だってば) なんてことも思ったりもしましたが、それも叶わぬこととなりました。 [記事]葉志仙:棒壇版塊位移歐洲實力漸強(中央社;聯合新聞網)(big5)
オランダには前回の世界盃でも、その前の年の洲際盃でも負けてたんだった。両方とも台湾の地元開催にも関わらず。 特に前回の世界盃ではあと1人のところで追いつかれて延長で負けるというショックな負け方で、中華隊はそれまで好調だったのにこの敗戦で歯車が狂ったのか、8位に沈む結果に。 その後、北京では勝ちましたし、メンバーもその度に違うのですけども、もはやオランダは勝ちを計算できる相手などとはぜんぜん言えなくなりましたし、欧州勢も侮れなくなった感が強い大会です。 そういえば今大会の日本も、台湾に負けてから何か歯車が狂ったかのように連敗に嵌りましたねぇ。ショックの残る負け方をすると後を引くってことか。 台湾は次はプエルトリコと対戦です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年09月25日 01時06分46秒
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