momi051の野球日記

2009/10/25(日)13:26

野次

社会人野球(1414)

いつの間にやらドラフト会議ももう目前らしくて、先日にスポーツニュースを見ていたらHondaの長野久義選手の特集が。ご本人も出てきていろいろ話されてました。ユニフォームの左袖に、しっかり黒獅子エンブレムが光ってましたね。 (最初のほうで川戸洋平選手のインタビュー映像が出てきたので西郷選手も出てくるのかと思って期待してたけど、出なかったな~) 都市対抗での活躍の様子も映像でちょこっと紹介されてました。本塁打される増井浩俊投手の姿も一瞬だけ映ってたり。 で、優勝が決まった瞬間、いや、その前からかな。長野選手ってライトの守備位置で、顔をグラブで覆って泣いてたんですね。 これは優勝決定後、しばらくしたときに撮ったもの。 真ん中から右側にかけての大きな選手の輪はマウンドに集まった選手たちです。普通はここにみんな集まります。でも左のほうにも選手が集まっている一団が。 左のほうを拡大してみると。 背番号33が見える西郷選手と落合選手がハイタッチしているのですが、その手の間に、下を向いて左手のグラブで顔を覆っている選手が1人。どうもこれが長野選手だったらしい。 プロへ行くための腰掛けだの何だのと言う人もいるかも知れないけど、本当にそう思ってたらこんな風にならないですよね、きっと。 ●札幌の野次 さて、番組ではご本人へのインタビューもありまして。 2度の指名拒否については、いろいろ言われました、って言ってましたね。我がままだとか、プロになりたくてもなれない人だっているのにとか。 それを誰から言われたのかは番組では語られませんでしたが、これを聞いて私が思い出したのは、スタンドからの野次のこと。 私はHondaの試合は都市対抗予選とか本大会とか、賑やかな試合で見たのがほとんどなこともあって、個人攻撃のようなひどい野次には遭遇したことがありませんでした。せいぜい「コイツにだけは打たせるなよ」みたいなことを言ってる人がいる程度。 が、世の中にはひどいことを言う人がいるんだと知ったのが8月に札幌のアジア選手権を見に行ったときのこと。最終日、優勝のかかった韓国戦。 試合の中盤、長野選手が打席に入ったとき、「気に入らねぇ奴がいるなぁ」などとつぶやきながらスタンドからゆっくりと前に出てきたおじさんがいました。そのおじさんがフェンス前まで行き、大声で発した言葉は… 「殺せ」 でした。そして対戦相手の韓国の投手に向かって、 「お前、殺してもいいからそいつの頭に向かって投げろ」 と。 そこまで言うか。酔っ払いみたいだったのでみんな放っといてましたが、こんなほとんど犯罪じゃないかっていうことを言う人もいるわけですよ。 アジア選手権は組織だった応援もなく静かなスタンドでしたので、たぶんご本人の耳にも届いてしまってる。もしかしたら、これに近いようなことをHondaの試合でも言われたことがあるかも知れないし、それこそプロへ行ったらこういうことを言う人がずっと多いかも。もし私が選手だったらこんなん言われたら平常心じゃいられないよ。 ま、長野選手のことだから、そんな雑音は今後もきっと軽~く受け流してくれるでしょう。 (アジア選手権にて、優勝の金メダルをかけてもらうときの長野選手) ドラフト会議は10月29日。長野選手の指名がどうなるかはもちろんわからないけど、ドラフト後の最初の公式戦が千葉市長杯一回戦のかずさとの試合でいいんですよね。いっぱい取材のかたが球場に来ちゃったりするんだろうか。

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