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カテゴリ:台湾棒球
何やら「野球賭博」なる言葉が騒がしい今日このごろ。まさか日本のニュースで、こんなに大々的に野球賭博が取り上げられるとは思ってもみませんでした。
力士の人が少しずつメディアで名前が挙がって疑惑を向けられたり、事情聴取を受けるために警察に呼ばれて行く様は、何だか日本の南側にある島の野球界で毎年のように起きていることに似てる感じが。 そして、私の中で勝手に台湾と関連づけられた記事がこれ↓。 [記事]来季からミズノ製低反発球に統一 プロ野球実行委で内定(共同通信)(6/14) 来年からNPB一軍の試合使用球をミズノ社製のものに統一する、という内容ですが、「ミズノは加藤コミッショナーの要望により現在より低反発の球を提供する」んだって。 今週の週刊ベースボールの台湾棒球コーナーにも載ってますけども、台湾では上半期まで使っていたミズノ製のボールがあまりにも飛ばなすぎるので問題になり、下半期から使わなくなることになりました。じゃあそのボールを来年から日本で使い回せば在庫処分できてラッキー!? な~んて。 [記事]易變形社會觀感不佳中職下半季換球(蘋果日報)(big5)(6/8)
確か、日本で何年か前に飛ぶボール飛ばないボール問題が起こったときの説明では、「飛ぶボール」は「反発係数」では違いがないのに、完全な球形に近いなど製品の質が良いために実際に使用すると飛びやすいのだ、っていうような話だったと思いました。 一方、台湾で飛ばなすぎて問題になったミズノのボールは本当に「弾性係数」が去年までのボールよりも低かったようです。日本での「反発係数」と台湾での「弾性係数」が同じなのかはわかりませんが。(というか、そういうのは導入決定前に検査しないんでしょうか?) 台湾職棒では6月16日終了時点で111試合を終えて、ここまでの本塁打数は63本。1試合あたり0.57本で、2試合に1本出るか出ないか。 現在のホームラン王は林智勝選手の9本。2位は6本。もし林智勝選手がケガでもしたら、年間10本ちょっとでホームラン王、なんてことも考えられる状態。これが下半期、どうなりますか。 そしてもしかするとNPBでもミズノM150を使うって方向になるのかも知れないし、台湾でボールがM150に変わる下半期、傾向がどう変わるかは結構注目じゃないですかね~。 おまけで、日米韓の6月16日時点での本塁打数。 NPBパ:348本 / 192試合 = 1.81本 NPBセ:333本 / 182試合 = 1.83本 韓KBO:475本 / 255試合 = 1.86本 米MLB:1813本 / 968試合 = 1.87本 台湾は0.57本だから、日米韓と比べると相当に低い。 しかし各国でボールも球場の広さもバラバラなのに、ずいぶんと似たような数字になるものなのですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年06月18日 00時57分44秒
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