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カテゴリ:社会人野球
まだかずさ代表の話で引っ張ります。今日は試合が終了してからの話で。
すでに書いたように最後の打者を三振させて代表を決め、マウンドはあっという間にこうなった↓わけなんですが。 三振で決まった場合、まずバッテリーが抱き合うというのが良くあるパターン。が、捕手の山縣選手はこの輪の中にいませんでした。 山縣選手は感激のあまりかその場を動けないでいました。上の写真の左端にいる沖崎選手は山縣選手を起こしに行くところ。 で、沖崎選手に促されて、先発バッテリー一緒にマウンド方向へ向かうのでした。 山縣選手はその後、ベンチ前に戻って来ても顔くしゃくしゃ。 無邪気に喜ぶ若い選手が多い中で、ベテランならともかく2年目の選手がこんなに泣くだなんてね。 それだけ重圧があったってことでしょうか。 山縣選手はこの試合では大活躍で、勝ち越しのきっかけになるヒットを打って決勝点のホームを踏んだのは山縣選手。8回には大学の同級生の須田投手から二塁打も打ちました。 その前の6回の打席では、須田投手は島影選手を敬遠して山縣選手と勝負。敬遠を指示したJFE捕手の中野選手も六大学の同期ですよね。結果はセンターフライでこの場面は残念。 一方、マウンドではなく、ライト方向へ走って行く選手の一団も。 ライトを守っていた鬼崎選手と抱き合っているのは和田選手、山川投手、それから見えないけどたぶん河本選手。 移籍の山川投手を含めて、若い選手が多いかずさの中ではみんなベテラン。予選で勝てない日々を耐えて来た選手たちも、ようやく報われました。 鬼崎選手はずっと顔を伏せてて、泣いてるかのようでした。去年の三菱横浜のときも、渡部選手がこんな感じだったな~。久しぶりに自分のチームのユニフォームで出られます。 新聞によれば、センターの伊藤選手も代表決定の瞬間は守備位置で泣き出してしまったそうで。 一塁側がひとしきり喜び合ったあとは、4チーム揃って閉会式。日本通運チームに青獅子旗が授与されました。 個人賞: 最優秀選手賞:牧田和久投手(日本通運) 優秀敢闘選手賞:武藤祐太投手(Honda) 優秀選手賞:本多俊弘投手(かずさマジック) 敢闘選手賞:須田幸太投手(JFE東日本) 首位打者賞:小甲和俊選手(日本通運) 13打数6安打 .462 (首位打者以外は投手ばかりだ) 今回ばかりは試合後のミーティングもみんな笑顔。 輪の中心でキャプテン伊藤選手が演説していました。(うろ覚えだけど) 「今までの人生の中で最高にうれしい。みんなで掴んだ代表だから誰がいいも悪いもなくて、このチームで出られることがうれしいです。」 うんうん、そうだそうだ。おめでとう&ありがとう。 応援団の皆さんもおつかれさまでした。そしておめでとう! 本大会も期待しております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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