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カテゴリ:台湾棒球
今週末は職棒で前期優勝を争う獅と猿の天王山3連戦。結果はここまで首位の獅が今日も勝って2連勝、ゲーム差を3とし、残り9試合で「魔術数字8」が点灯とのこと。早ければ来週中にも優勝が決まるそうです。
明日(5日)は3連戦の3戦目。予告先発はともに今季初登板となる新外国人投手。台湾に戻ってきたおなじみの雷鵬ことレイボーン投手と、杜拉克(Scot Drucker)投手と発表されています。 で、驚いたのは、獅隊が雷鵬投手を登録するために將軍(John Halama)投手を解雇にしたこと。いや~、事前に予告っぽい記事は出てはいたけど、本当にやるとは。 だって、將軍投手は現在防御率1位(2.24)ですよ。それもずっとトップだった鋭投手が落ちてきたので断トツトップ。なのに解雇。前回の登板でも8回無失点だったのに。怪我で出遅れていて開幕に間に合わなかったこともあって勝ち星こそまだ3つだけど、それにしてもどうして? 理由が書かれている記事を探すと。 →[記事]都推新洋投 獅猿週日「開福袋」(自由時報)(big5) 獅の呂文生監督が曰く、今回の決定は「最痛苦的決定」であり、理由にはこう書いてあります。
つまり、猿戦に勝つには將軍投手より雷鵬投手のほうが良いと判断したということらしい。 獅と猿の直接対決は、前期では日曜日の残り1試合だけ。 大げさに言えば、この1試合だけのために防御率1位の投手を捨てたってこと! それだけこの一戦に賭けてるってことか。 そんなに將軍投手って猿隊相手に相性悪かったっけと思って調べてみると、將軍投手は猿隊相手には1つも投げてないんですねぇ(→聯盟官網より)。これまでの登板は全て象と牛相手だけ。だから今まで成績が良かった? しかし実にもったいない気がしてしまいます。せっかく防御率1位になったのに、ルールにより移籍はできないので、もう今年は台湾職棒でプレーすることは不可。 あ、ひょっとして獅隊はこのまま雷鵬投手を登録しないままにしておくと他球団に取られるかも知れないから、とりあえず登録しちゃえってか? そんな腹黒くないか。 雷鵬投手は韓国のSKワイバーンズを2008年に退団した後はアメリカの独立リーグでプレーしていたそうで、台湾復帰は5年ぶり。あのときみたいにまた恐ろしいほど活躍ができるのか、注目。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年06月05日 05時24分15秒
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