脱北者提供の写真の男女二人は、北朝鮮に拉致された松本京子さんと斉藤裕さんに似ているとTBSが16日に報道したことは誤りであることがわかりました。そして、朝日新聞とKHK、それに政治家との間で、NHKの番組放映に際して政治家の事前の介入があったのかなかったのかで、互いに非難し謝罪を求める事態になっています。ふたつの問題とも真実を発見することはそれほど難しくないと思います。韓国にいる方たちが、写真の二人は自分たちであると名乗り出ました。NHKと朝日新聞とのやりとりは、まだ続くように思えますが、真実はやはり一つだろうと思います。ただその一つの真実を追究する過程で避けられないのが、相手を追及するということでしょう。冷静な追究が出来ずに、責めたり問いただすことによって相手を追いつめる=追及することになりかねません。不祥事続きのNHKという目で見ると、放送局長の弁明も、空しく聞こえることがあります。私自身は親の代から朝日新聞を読んでいるので、朝日はうそを言わないだろなどと思ってしまいますが、いづれも前知識は間違った判断を下す原因にもなります。真実はいづれ明らかになるはずです。どちらかが嘘を言っているのか、誤解しているのでしょう。その他の可能性はあるのでしょうか。今少し注視して行きたいと思います。
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最終更新日
2005年01月20日 10時31分15秒
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