今朝のワイドショーは小泉首相の靖国神社参拝問題を特報していました。やっぱりでしたね。小泉さんはみんなが反対すると、それを力として突破するところがありますが、政権末期で後は野となれ山となれ式の無責任な行動ですよね。しばらくは国内外で議論は盛んになるでしょうが、戦後61年もたったのですから、そろそろ先の戦争の責任を問う国民的議論をしないと、永久に責任をあやふやにしてしまうのではないでしょうか。「みんなが悪い」は結果的に「だれも悪くない」になってしまいます。政治家は後世の歴史家にその判断を任せるなどと発言してきた戦争責任論ですが、百家争鳴で意見集約は困難かもしれませんが、痛みの伴う作業をしてこなかったことが、靖国神社問題の背景にあると思います。小泉さんは平和を願う思いから、中国・韓国・それにわが国の識者やマスコミなどの批判が、ついに分からないままだったようですね。正確には分かろうとしていないと言うべきかな。そして、政権末期の首相にお決まりのマスコミ批判をしていた小泉さん。ポスト小泉で決まったと言われている安倍晋三さんには、この問題を個人の心の問題だなどと逃げないでほしいですね。
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最終更新日
2006年08月15日 14時29分41秒
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