2010年01月の記事一覧 | 身体・感覚とアート

美術史という見方　１

知らないあいだに、ある見方を自分のものにしている。自分の見方、は空気のように自然だから、「自分はこんな見方をしているんだ」と　気がつくことは実はかなり難しい。でも、いろんなものにふれることで、ふとした気付きをえられることはできる。たとえば、美術史。美術史、という考え方のねっこには、＜西洋の白人教養階級男性の男性のものの見方＞がある。ありがたい学問としてうけとるのでなく、ひとつのものの見方、として受け取る。そこから、見方は自分で選択するものだと気づく。自分の感性への気付きも広がる。

2010年01月31日

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最初にあなたに花を贈ろう

「心に花園を育てて最初にあなたに花束を贈ろう」誰かに何かをしたい、そう思わない人は、基本的に誰もいないはずなのです。でも、なかなか難しい。その原因の一つは、自分を自分で癒してあげられずにいるから。人からしか癒されない人は、どこかで知らず知らずに奪うことだけになってしまうことがあります。また、自分にないものを、人にあげることは、ましてや、与え続けることはとても難しいはずです。だから、自分の中に、豊かな花園を。そして、その花園の花は、まず、最初に自分で受取る必要があるんです。自分で受取る幸せが感じられなければ、人に送って幸せに思ってもらえる実感がわかないはずだから。自分で最初に受け取る。すると、自分はあんしんします。いつでも、自分はこの花園から花を受け取れるんだって。しかも、こんなに素晴らしい花なのだって。そして、そうしたら、次に、人に自然に花を送りたくなるはずなのです。素敵な自分の花を、人に送りたくない人がいるでしょうか。だって、花園は、育てる限り、どんどん咲き続けるのですから。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊今日の相模原は快晴です＾＾/

2010年01月29日

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日本美術ができたとき　６

時代とともに、変わるものがある。時代とともに、変わらないものがある。絵に対する環境は時代とともに変わっていく。絵、という存在自体はいつの時代も変わらない。美術、ということばが生まれた１８７３年。明治時代。アメリカ、ヨーロッパが世界のあちこちに進出していた時代。日本は、自国よりも圧倒的な強さで押し寄せるアメリカ、ヨーロッパに対して、否応なしに向き合うことになった時代。日本にあるものを、相手にしっかり伝えたい。相手に伝えるには、相手にわかる言葉を使う必要がある。日本美術という言葉は、アメリカやヨーロッパの文化に対して、日本の文化はこのようになっているのだ、と説明するために生まれた。そして、今に続く美術をとりまく環境が生まれた。絵や、モノづくりの環境はときとともに変わっている。絵や、モノづくり自体は変わらない。感性でものをみるとき、絵や、ものそのものを感じる。それは、いつの時代も変わらない感性を育てる。

2010年01月27日

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あなた色

哲学の本を読んでいて、浮かんできました。つい、人は誰かのまねをしたり、誰かを羨んだりしたがるけど、何よりも、自分自身を感じることが必要なのになぁ、と。それには、自分が何に快を感じ、なにに不快を感じるか、ひとつひとつひもとく、必要がある。そのためには、まず、最初に自分自身の＜自分色＞があることを、信じていること。

2010年01月26日

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響きをきく

昨日は、久々にゆっくり会食（え、酒盛り？）昨秋の個展で作曲をしてくれた小林道夫さん。彼と一緒に個展打ち上げ。え、今頃？そうなんです、お互いの予定を合わせてたらこんなにのんびりに。でも、日程を待つ間も楽しみでした♪個展準備中、個展期間中では語る時間がなかった・・そんな互いの想いをうめる、素敵な時間でした。音楽も、絵を絵描くことも、自分の心の響きにみみを澄ます。その澄ましたが、音に表れるか、絵に表れるか、そんな違いなんだよね、と・・普段のチェックも彼は、身の回りのあらゆる音、私は身の回りの眼に映るもの、と・・そんな違いと共通点がおもしろく語れた時間でした。

2010年01月24日

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道程に感謝♪

こんばんは！いつもありがとうございます＾＾年が明けてからばたばたしてます。少人数での勉強会、１２月から隔週でいっている。オフィシャルのあとには、フリートークでまた話す。すると、その日は少なくても１０時間は勉強モード。それにともなって毎週数冊の本に眼を通す。経営的視点を対話を交えて、また勉強会で話す。そんな中で、美術に対しても発見がある。すると、その関係の本も、毎週数冊目を通す。勉強会には課題がある。書く課題、実践する課題。時間を見つけてはコツコツやる。その中で、描いたり、仕事の打ち合わせをしたり、新しく実験的なプロジェクトを立ち上げることになったり・・。今、詳細はまだ書けませんが、少しずつ、ブログに書いていきますね！！そんななか、今日、画廊にようやく年始ご挨拶。何年もお世話になってきた、ギャルリーヴェルジェ、とぎゃらりー二桜舎のオーナーにお会いしてきました。私が右も左もわからないぼーっとしている人間だったころから(今も、鞄などすぐ忘れてはらはらさせてしまいます＾＾；）温かく見守ってくださってきた方々。ありがたいな～と、道程に感謝です＾＾＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊またまた、書いていない間にたくさんの方に何度もきていただいて、私は幸せモノです♪お元気ですか？これから寒くなるみたいなので、風邪等、気をつけてくださいね！

2010年01月22日

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いってきます！

今日は柴田是真展にいってきます。＜美術＞の言葉が初めて使われた１８７３年。ウィーン万国博覧会に作品が出品された人です。漆芸家であり、画家。今回の展覧会のために、海外より７０点ほど日本へ「里帰り」した作品を観られる貴重な機会。新聞の記事にふと目をとめ、背景を知らずになんとも作品に聴きつけられた展覧会です。とても楽しみにしています。＊＊＊＊＊＊＊＊＊今週末はこちらは天気が良さそうです。そちらはどうですか？よい週末を！！

2010年01月16日

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頭のシャッフル

朝の５時半、今は真っ暗ですね。昨日は早朝ミーティングにて、５時半すぎに家をでたら、まだ、真っ暗！星が空にまたたき、吐く息はは～っと白い。かばんを持つ手が冷たい。その後、相模原から新宿へ移動。心理系ビジネスマンと楽しくミーティング。六本木に移動して今年の個展をするギャラリーのオーナーと作品についてお話。その後は京橋に移動して、金融系について資料作成。他分野をまたがり自分のなかの頭の切り替えを楽しめる一日でした。分野の違ういくつかのポジションから自分を眺める。すると、他人事として自分が見えることがある。これは、すごくおいしい御馳走！今まで見えていなかった自分の一面が客観的にふっと見えた瞬間。あとからじわじわと、自分の新しいものの見方としてしっかりと自分の中に定着する。

2010年01月15日

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日本美術ができたとき　５

言葉でとらえることと、こころでとらえることは根本的に違う。美術は難しくて・・、というとき、言葉、決まりごと、文化として、とらえている。ふと、目の前の葉っぱ一枚にハッとする・・。感性の鋭さはそういう言葉とは別のところにある。美術、ということばが生まれたのは１８７３年。まだ２００年もたっていない。美術、という言葉をやたら高尚だとか、ありがたがる必要もない。かといって、無視する必要もない。言葉の背景をしる。すると、その言葉にとらわれなくなる。そして、自分で自分の立ち位置を考えることができるようになる。

2010年01月13日

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本を眺める

昨日は終日ビジネス系勉強会。勉強会の中で参考として数冊の本の紹介をされる。勉強会の理解を深めるために読む。そして・・当然＾＾昨年暮れから勉強会に通い始めて急に本を読む量が増えた。新しい分野の本もあるので、時間のあるときにどんどん眼を通す。感触をつかむために読むのでなく、ページをざっと眺める。数冊の本をいったりきたり。これが、断片的のようで、ほどよく本に入り込みすぎず、勉強会の理解を深めるのにちょうどよいころあいだ。そのなかで、関心の深いところをじっくり読む。実は、美術史の見直しも、この勉強会がきっかけ。異分野の勉強会で、自分の分野のヒントをたくさん得ているこのごろ。ちょっと違う角度からのわくわくが、おもしろい。

2010年01月11日

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どんど焼き　２

今日は藤野町牧郷もほかほかの小春日和でした。出会った人たちに年始のご挨拶。6年間、旧牧郷小学校の校庭に通ってきましたが、いつも温かい笑顔に澄んだ空気。校庭にたたずみ、この空気に包まれていると、ああ、いいなぁと思います。そして・・どんど焼きが終わった後の灰のなかから表れたのは、なんと焼き芋！こころもほくほく温まります。牧郷の皆さん、今日もどうもありがとうございました！！

2010年01月09日

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どんど焼き

最近、相模原は晴天がずっと続いています。皆様のほうのお天気はいかがですか？季節がら、かぜなどひいてないでしょうか。今日は藤野町の牧郷のどんど焼きにいってきます。あ、神棚のお守りなど・・もっていこう！

2010年01月09日

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日本美術ができたとき　４

背景を読む。全体的な感じを頭のなかで感じとろうとする。すると、なんだか視界が広がってくる。日本美術かぁ～、と博物館を眺めているだけではそれは見えてこない！！なぜなら、博物館や美術館は明治以後にできたものだから。明治の時代に、それはもう一生懸命、＜日本＞という国を挙げて、＜日本の美術の歴史＞をつくりあげた。そして、私たちはむか～しからあったような気持ちでほんの１００年ほどまえに編集して作り上げられた＜日本美術＞に接している。

2010年01月08日

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透明の陽

あたたかなひかり広がっていく橙（だいだい）の空気そこの下に広がっているのは川　海それともあなたの澄んだこころ

2010年01月08日

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想像の海

なにか浮かんでいる漂い、深く進む

2010年01月07日

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日本美術ができたとき　３

ガラガラポン、と前提がくずれると、予想外のところがぽっかりと崩れ、みたことのない青空が見えてくる。日本人、という言葉、感覚。それは明治時代になってから生まれてきたもの。・・・てことは、江戸時代は、日本国土全体を自分の国と感じる、そういう感覚で生きていなかった！日本人、というとらえ方って、最近なんだ～、と思えば、ぐっと身近で歴史のうねりがダイナミック！一国一城（いっこくいちじょう）の主（あるじ）、という言葉をあらためてかみしめる。江戸時代、そうかぁ、徳川幕府に束ねられたたくさんの国の寄り集まりの時代・・。今の時代に日本、と呼ばれる国の中に点在する、たくさんの小さな国々・・。

2010年01月07日

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淡い

澄んだ空気と。呼吸する花と。

2010年01月06日

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ドローイングの間　２

たくさんのイメージが積み重なって、ゆっくりと熟成されていきます。

2010年01月06日

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ドローイングの間

こんな感じが描く前。鉛筆がこたつの上に並んでます。鉛筆は鉛筆サックを使って小さく小さくなるまで大切に使います。傍らには、だいたいコーヒーが。コーヒーのはいった猫のマグカップはお気に入りのもの。

2010年01月06日

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ドローイング：抽象３

オレンジの温かみが眼に浮かぶ。それに導かれる黄色そしてぽっかりと青い空間。

2010年01月05日

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ドローイング覚えがき：抽象２

さらに黄色が気になり、黄色をベースに描く。なんだか、そのときふんわりとした白が好きになる。

2010年01月05日

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ドローイング覚えがき：抽象

緑と黄のコンポジションスッと緑をのせていたら、不思議と黄色い色に導かれてきた。

2010年01月05日

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ちょっと違う時間

年始だからこそ。一昨日は実家にのんびりよってきたり、昨日は友人たちと半日過ごしたり。いつもと違う時間がながれていました。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊相模原はずっとよい天気に恵まれています＾＾＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊今日は大掃除でで山のようなゴミを出しました。日常の時間の流れがもどってきています。

2010年01月04日

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