身体・感覚とアート

2010/07/08(木)10:19

求め方がさかさまなのかもしれない

時代を眺める(12)

ふと、前に読んだ言葉の意味がわかった。 「ホンダを日本重工業の 世界進出の突破口としたい。」 本田宗一郎の言葉。 1950年代。 まだホンダが小さな会社であるときの言葉だ。 当時、日本の重工業の技術水準は 世界の水準と比べるとはるかに低い。 <どうすれば生き残れる> <どうすればもうかる> という発想が普通。 しかし、<ホンダを>というとき、 その目は会社を通り越した はるか先をみている。 <生き残る、もうかる>ことは 当然のこととして 強い決意を秘めて、 そのはるか先をみている。 今の日本の繁栄を享受する一人として、 本田宗一郎の言葉に どんと胸をつかれた気がした。 そして、現代にあふれる<生き残る> <もうかる><自分~>などの 言葉の真逆な思考、 を常に頭に置いておく大切さを あらためて感じる。 視野の広がり。 人生の中に遊びを生む。 *********************** お元気ですか? 今日の相模原は晴れてます^^ 夕立でもふるかな? *************** 絵を描いています。実は画家です^^ 絵がみれるブログは こちらです。 ***************

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