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テーマ:お金のハナシ(2596)
カテゴリ:経済
マルクスの資本論でもなく、サミュエルソンの経済学でもなく、伊藤元重の入門・経済学でもない、本当に実社会に結びつく経済学を紹介します。
最近は、ファーストフードチェーンでは不採算店は閉鎖することがよくあるようです。また、アルバイトの手当がつかないなどの理由で、下の写真の牛丼チェーンでも店を閉めるとか。 ![]() それに比べて、意外と踏ん張っている印象があるのが、立ち食い蕎麦屋さん。 もちろん、下の写真のような駅構内といった集客の良い場所にあることも見逃せないとは思いますが、 ![]() それでも同じような牛丼チェーンなどと店を並べても頑張っているところもあります。また、同じような立ち食い蕎麦屋さん同士が隣接して出店しているところもあります。 ![]() どうして立ち食い蕎麦屋さんはつぶれないのか、理由は次の2点ではないでしょうか。 (1)客の回転率 普通の飲食店の場合、注文してから料理を出して食べ終わるまで、客は30分以上は椅子に座っている。しかし、立ち食い蕎麦屋さんだと、10分以上店にいる客は少ない。 仮に店舗の営業時間が10時間とすると、立ち食い蕎麦屋の場合は、1時間あたり6人のお客さんが入れ替わる。 60分÷10分=6人 5席あるとすれば、1日では、 6人×5席×10時間=300人 のお客さんが来る、客単価が400円とすると、1日の売り上げは、 400円×300人=12万円 となる。一般の飲食店になると、客が30分店にいるとすれば、 60分÷30分=2人 そして、立ち食いそば屋さんと同じ売り上げを上げようとすれば、1時間あたり1万2千円の売り上げが必要で、客単価が1000円とすると、一時間あたり、12人のお客さんが必要となり、店としては6席が必要となるので、設備投資のコストでは立ち食い蕎麦屋さんは有利になります。 (2)食材のロス 立ち食い蕎麦屋で使う食材は、蕎麦、天ぷら、ワカメ、ネギがほとんどである。 そのうち、一日で使い切ってしまわないといけない食材というのは、天ぷらくらいだが、店で揚げるので、天ぷらの具材となる玉ねぎや干しエビのようなものは、日持ちする。 つまり、食材のロスが少なくて済むというのもコスト的に有利になる。 そんなわけで、立ち食い蕎麦屋さん頑張っているんですね。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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