テーマ:九州発見♪(524)
カテゴリ:九州ぐらし
前々から参詣したいと思っていた香椎宮に行ってきました。
西鉄貝塚線の香椎宮前駅で降りて、香椎参道を歩くと「官幣大社香椎宮」と刻まれた立派な石碑がありました。 官幣大社とは、日本において官(朝廷、国)から幣帛ないし幣帛料を支弁される神社ということでなかなか格式のある神社ということになるのでしょう。 この石碑の横には「香椎参道」との道路標識がありました。 楠が並木として続く、いい感じの道路です。この道は勅使道(ちょくしどう)とも呼ばれており、現在も香椎宮は勅祭社として10年に一度天皇からの勅使の参向を受ける神社だそうです。 しばらく歩くと、香椎宮という看板がありました。 安産祈願の神様なのでしょうね。 石の鳥居、重々しい雰囲気を醸し出しています。 御祭伸は仲哀天皇と神功皇后。 神功皇后といえば、お腹に子供(のちの応神天皇)を妊娠したまま筑紫から玄界灘を渡り朝鮮半島に出兵して新羅の国を攻めたという方ですから、安産祈願もなるほど、という感じですね。 境内に入ってすぐのところにあるこの池はハナショウブで有名だそうです。 この石段を登っていきます。 この楼門も重々しいですね。桜の木が植えられていたので桜の季節は、また一層華やかさが出るのでしょうか。 楼門を抜けるとこの大きな杉の木が。 御神木の綾杉です。古今和歌集「千早振 かしひの宮の あや杉は 神のみそぎに たてる成けり 」(詠み人知らず)で有名だそうです。 稲荷神社と鶏石神社(けいせきじんじゃ) が境内社としてありました。 二つ並んで建立されています。 稲荷神社はやっぱり狐ですね。 鶏石神社はニワトリですね。 本殿にお参りするにはもう一段<石段を登ります。 日本唯一の香椎造と呼ばれる様式の本殿です。また本殿の前には拝殿がありますが、香椎宮では古来より勅使が幣帛を捧げる場所であるとして「幣殿」と呼ばれているそうです。 勅使といえば、忠臣蔵の発端ともなった朝廷から使者。受け入れる香椎宮の方でも気をつかうでしょうね。 【つづく】 人気ブログランキング 香椎宮参詣(その1) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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