テーマ:九州発見♪(524)
カテゴリ:九州ぐらし
九州自動車道の高架橋の下を抜けると天拝山歴史自然公園に出ます。
天拝山(てんぱいざん)とは、福岡県筑紫野市にある標高257.4mの山で、その名は、大宰府に流刑された菅原道真が自らの無実を訴えるべく幾度も登頂し天を拝したという伝記に由来するそうです。 天拝山歴史自然公園とは、菅原道真公ゆかりの天拝山のふもとにある公園です。 池の上の水上ステージです。訪れたこの日は、中秋名月の9月24日だったので、「観月会」のイベントが開かれる日でした。 公園の芝生にはテントも張られて、イベントの準備がされていました。 こちらは、太宰府といえば菅原道真というわけではなく、この近くにある九州最古の古刹「武蔵寺(ぶぞうじ)」を創建したといわれる、藤原鎌足の子孫、藤原虎麿(虎丸・虎麻呂・登羅麻呂)の銅像です。 藤原虎麿は二日市温泉も発見したと伝えられています。 こちらがその武蔵寺です。 ここにも歌碑がありました。 藤なみの 尊皇派公家で歌人の東久世 通禧(ひがしくぜ みちとみ)の和歌だそうです。 東久世 通禧の歌に詠われたのが、この藤です。 藤原虎麿が、「堂塔の盛衰は、この藤の栄枯にあらん」と誓って植えたことから「長者の藤」といわれ、樹齢は700年以上とされている筑紫野市指定天然記念物です こちらが武蔵寺の本堂です。温泉で身体を癒すだけではなく、こちらのお寺で精神も癒すと温泉の効能は倍増でしょうか? こちらは松尾芭蕉の句碑 鶯の笠おとしたる椿哉 松尾芭蕉は九州には来たことがないはずなので、この地の俳句愛好家が芭蕉のことを称える意味で建立したのでしょうか? 【つづく】 「さるく」とは筑後弁で「うろつく。周辺を散策する。」ことを意味します。(→→→こちらです) 人気ブログランキング 二日市・天拝山さるき(その3) 天拝山歴史自然公園と武蔵寺 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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