テーマ:千葉県です(σ・∀・)σ(49)
カテゴリ:旅の重さ
2020年11月22日に開催された、JR東日本が開催する「駅からハイキング」(→→→こちら)に参加して千葉県柏市を歩いた報告です。
次に訪れたのは、歴史を感じさせる日本家屋のある公園です。 国指定重要文化財 旧吉田家住宅(→→→こちら)です。 旧吉田家住宅は、名主であった吉田家の豪農ぶりが分かる江戸時代末期築造の邸宅ですね。屋敷前は広大な芝生広場となって、旧吉田家住宅歴史公園として整備されています。 こちらは長屋門、25mに及ぶ大きな門です。これだけも吉田家の羽振りの良さが想像できます。ちなみに、長屋門とは、江戸時代,武家屋敷で敷地の周囲に家臣を住まわせる長屋を建て,その建物の一部に扉をつけて門としたもので、裕福な農家にも見られたものだそうです。 こちらは、茅葺屋根の重厚な作りの主屋。 主屋の中です。土間で煮炊きがされていたのでしょうね。 土間の天井です。大きな梁と丸太が交差して、頑丈そうでした。 掛け軸など飾ってお客さん用の座敷でしょうか。 豪農というだけあって、部屋にエアコンも完備。 広くて、樹木も植えられ、なかなかの風情ある庭園です。 この吉田家は主に農業を営みながら名主として栄えた家で、幕府や領主の命に従い村内の諸事全般を取り仕切っていたそうです。 また、江戸時代中期頃からは金融や穀物売買等の事業を開始し、地域の特産となる醤油醸造業も手がけていたそうです、その上、文政9年(1826)には、.幕府直轄の牧(幕府の軍馬育成場)の一つ「小金牧」の目付け牧士(管理人で士分になる)に任命され、以降4代にわたり牧の管理に携わっていたそうです。 明治から昭和にかけてはその財力を活かし、吉田家は醤油醸造のほかに、乗合自動車や北総鉄道の開発などさまざまな分野に進出していたそうです。 【つづく】 人気ブログランキング 柏市の歴史を感じる(その3) 旧吉田家住宅歴史公園 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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