MoMo太郎日記

2022/01/27(木)00:13

常磐線沿線物語 我孫子編(その8) 手賀沼公園

旅の重さ(746)

天神坂を下り手賀沼のほとりに向かいます。 手賀沼公園(→→→​こちら​)がありました。 手賀沼のほとりにあるこの公園、このようにボート乗り場あり、種類もさまざまで、スワンボートや少し大きめの遊覧船、釣り船などもあります。 ボートに乗らずとも手賀沼の周りを散策して水と緑の景観を楽しむこともできます。 手賀沼は、昭和30年頃まではウナギなどの漁獲が多い清澄な沼であった。水底が透けて見え、子供たちは沼で泳ぎ、漁師は船上から沼の水をすくって飲んだほどだったそうです。その後の高度経済成長による周辺の都市化に伴い、手賀沼に注ぐ大堀川と大津川に生活排水や産業排水が流された結果、沼の水質汚濁と富栄養化が進み、かっては水質がワースト1位ということでした。しかし、利根川のきれいな水を入れる北千葉導水路事業(→→→こちら)などによる努力が実を結び、、環境省による令和元年度公共用水域の水質測定結果では、手賀沼の水質は全国ワースト3位とやや改善の兆しが見えてきました。 公園の中にこのようなモニュメントがありました。 「平和の記念碑」というもので、昭和60年(1985)12月、広島市から原爆で被爆した旧市庁舎の側壁と敷石を我孫子市原爆被爆者の会が譲り受け、翌年8月に市が建立したものだそうです。 そして、毎年8月に平和の記念碑前で、我孫子市原爆被爆者の会とともに、平和祈念式典を開催しているそうです。 「平和の灯」と名付けられた石碑とともしびがありました。 ここに広島平和記念公園にある「平和の灯」から火を譲り受け、平成27年(2015)8月15日に、その年の広島派遣中学生の手により、手賀沼公園に点灯しました。この灯は、地球上から核兵器がなくなるまで燃やし続けるそうです。 公園内を散策しみると、踏切がありました。これは、手賀沼公園のアトラクションである手賀沼公園ミニ鉄道のものです。 (自然と文学を感じる手賀沼散策コースです) 【つづく】 人気ブログランキングへ 常磐線沿線物語 我孫子編(その8) 手賀沼公園

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