MoMo太郎日記

2024/04/30(火)05:31

新宿彷徨(その2) 圭子の夢は花園神社で咲く

新宿区(5)

新宿区新宿5丁目にある花園神社(→→→こちら)です。 新宿の総鎮守として、江戸時代に内藤新宿が開かれて以来、新宿の守り神として奉られている神社です。 この場所は尾張藩下屋敷の庭の一部で、たくさんの花が咲き乱れていたそうです。この美しい花園の跡に移転したので「花園稲荷神社」と呼ばれたのが社名の由来とされているそうです。 この神社の中にある境内社のひとつが「芸能浅間神社」(→→→こちら)です。 神社の名前からしてでしょうか、芸能人の奉納者の名前が多く並んでいるそうです。といってもコメディアンの「なべおさみさん」とその息子の「なべやかん」さんくらいしかわからなかったですけど。 こちらは、MoMo太郎でも多少知っている芸能人の名前もありました。 アングラ演劇の「唐十郎」さんや女性のシンガーソングライター「西島三重子」さん、そして漫才トリオのかしまし娘の末っ子である「正司花江」さんの名前も見えました。 安永9年(1780年)と文化8年(1811年)には、大火で焼失した社殿を再建するため境内に劇場を設けて、見世物や演劇、踊りなどを興行したそうです。そのようなことから花園神社と芸能の縁は深まっていったそうです。そのことから、ここに芸能浅間神社があるんでしょうか。 芸能だけではなく、MoMo太郎が敬愛してやまない二宮金次郎像もありました。 新宿区立四谷第五小学校が廃校になるに伴い現在地に移設されたものだそうです。 浅間神社なので、御祭神は木花之佐久夜毘売(コノハナノサクヤヒメ)が祀られています。 そしてここにも、宇多田ヒカルの母親としても知られる藤圭子の歌碑が建立されています。 この歌碑も、西向天神社の歌碑と同様に、平成11年(1999年)に石坂まさをの作詞家生活30周年にあたって、建立されたものです。裏面には発起人として石坂みき、榎本襄、海老名香葉子、大下英治、なかにし礼、星野哲郎、船村徹、山上路夫等18人の氏名と協賛会社、協賛者が記載されています。 思えば、2013年に藤圭子さんが亡くなったのも西新宿というそうですから、藤圭子さんは、何かと新宿に縁があるのか、新宿という街に似合う方だったのか、そんな気がしますね。 この歌を売った頃は19歳の可憐な風貌でありながら、ドスの効いたハスキーボイスと凄みのある歌いまわしは宇多田ヒカルよりもすごいですよね。 人気ブログランキング 新宿彷徨(その2) 圭子の夢は花園神社で咲く

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