カテゴリ:旅の重さ
次の目的地である長柄桜山古墳群(ながえさくらやまこふんぐん)(→→→こちら)へ向かって、この道を歩いて行きます。
長柄桜山古墳群は、逗子市と葉山町の境界線上に位置する、ともに全長90m前後の、現存する遺構としては神奈川県内最大級の規模を有する2基の前方後円墳です。逗子市教育委員会と葉山町教育委員会が協力して保存整備を進められているそうです。 慣れない初めて来た山道で、頼りになるのはこの案内標識。 ![]() 車も通れない道ですが、ハイキングコースとして整備はされているみたいです(→→→こちら)。 ![]() こんな車も通れないようなハイキングコースの脇にも住宅がありました。 どうやって建築資材とか運んできたんでしょうか。電気は来ているようですが、上下水道もあるんでしょうかね。 それにピザ屋さんなんかも配達に来てくれるのかな。 ![]() 長柄桜山古墳群の第1号古墳と第2号古墳との分岐点に来ました。まず第2号古墳に向かいます。 ![]() そして、第2号古墳に関する説明板と案内図がある場所に到着です。 ![]() 長柄桜山古墳群は、最近まで全くその存在が知られていなかったそうですが、長柄桜山古墳群は、平成11年(1999年)3月、葉桜団地西側の山頂(現在の第1号墳)で、携帯電話の中継基地建設工事に伴う小規模な伐採及び整地が行われた際、近隣にお住まいだった故東家洋之助さんが埴輪片を発見したことをきっかけにその存在が公に知られるようになったそうです。 また、同年4月、県内の考古学研究者が、その西側約500mの丘陵頂部(現在の第2号墳)も同様の古墳であることを指摘し、その後の試掘調査、測量調査、範囲確認調査等を経て、第1号墳と同様の古墳であることが明らかとなったというこです。 長柄桜山古墳群、なんと国指定史跡なんですね。 前期古墳としては関東地方の中でも有数の規模であり、また畿内の定型的な前方後円墳に近い要素が多いなど、前期の前方後円墳としては関東地方では数少ない特徴を備えた古墳であるという点から学術面で高い評価がなされ国指定史跡となったようです。 ![]() 逗子市がふれあいロードとしてハイキングコースを整備しているのですね。 これからの山道を歩くのに役に立ちそうです。 ![]() この盛り上がったところが古墳だということですが、なんか山と一体化してわかりにくいです。 ![]() とりあえず登ってみると、 ![]() 頂上は、なんとなく平らになっていて、やはり人の手が加えられていた感じはします。 ![]() そして、振り向くと逗子の海がよく見えます。 古墳に埋葬された人物は、死後もこのオーシャン・ビューを眺めていたかったんですかね。 ![]() 春になって気温も上がったせいか水蒸気が上がって、靄っていますが、江ノ島も見えます。 ![]() ちょっと引いてみると、薄っすらと靄の向こうに富士山が。 ![]() 逗子市の大崎とその向こうには、鎌倉の稲村ケ崎も見えました。 ![]() こちらは葉山の方の海です。葉山港が眼下に見えて、海の上には、 ![]() ヨットが走っていました。 ![]() こちらにも長柄桜山古墳群第2号古墳の説明板がありました。 ![]() そして、第2号古墳の標柱があり、ここから次の第1号古墳に向かいます。 ![]() (逗子~神武寺コース) 【つづく】 ![]() 人気ブログランキング 逗子からハイキング(その3) 長柄桜山古墳群(第2号古墳) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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