テーマ:歩いて愉しむ東京(1100)
カテゴリ:新宿区
新宿周辺を彷徨(さまよ)った記録を書いている「新宿彷徨」です。
西新宿の成子天神社の裏側、住友のグランドタワーにある公開空地です。 ![]() ここに、「有隣園記念の碑」(→→→こちら)という銘板が設置されています。 有隣園とは、明治44年(1911年)に創設された、総合福祉施設だったそうです。 ![]() 創設者の大森安仁子(アニー・バローズ・シェプリー、1856~1941、米ミネソタ州生まれ)は、夫の大森兵蔵(1876~1913)と共に日本人の体位向上のため、体育の啓蒙と指導、セツルメント(地域社会奉仕)創設による社会事業を目指し、これを実現するため有隣園を創設したそうです。 妻の大森安仁子は夫の大森兵蔵はより19歳も年上だったんですね。でも、兵蔵は妻より早く亡くなっているんですね。 その有隣園は、昭和20年(1945年)5月の空襲で全焼し、再建はされなかったそうです。 しかしながら、生涯学習開発財団が大森安仁子が晩年を過ごした地、山梨県南都留郡富士河口湖町に社会のために学ぶ方々を支援する研修施設としてセミナーハウス有鄰館(→→→こちら)を運営しているそうです。 ![]() 人気ブログランキング 新宿彷徨(その75) 有隣園記念の碑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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