ドラム缶発祥の地
江東区立第三亀戸中学校の近くにあるこの建物、錦糸町プライムタワー(旧名は日鐵NDタワー)というオフィスビルです。ここのオープンスペースにあるこの碑「ドラム缶発祥の地」です。碑文にはこう記されてました。ドラム缶発祥の地 わが国におけるドラム缶の製造は, 昭和4年日本石油(株)下松精油所で 自家用として生産したことに始まるといわれているが, その後昭和7年3月, 先進的な事業家本野吉彦が合資会社日本ドラム罐製作所を設立, こ の地にわが国初めてのドラム缶製造専門工場を建設し, 商業生産を開始した。スチール製ドラム缶がアメリカで発明されてから僅かに30年後の ことである。 以後長い間この工場はわが国ドラム缶製造の中心として活躍したが, 日本経済の高度成長に伴う需要量の増大と技術の進歩に対応するため には新立地による新鋭工場の建設が不可欠となり, 当地のわが国最初の ドラム缶工場はその使命を終えて昭和49年10月製鐵ドラム株式会社を合併し 日鐵ドラム株式會社として新たな出発をしたが, 平成6年, その発足20周年を 迎えるにあたり, ドラム缶製造工場発祥の場であるこの地に, 日鐵NDタワーを含む“NDプラザ”をその記念として建設した。 平成8年10月 日鐵ドラム株式會社 代表取締役社長 安東成海人気ブログランキングドラム缶発祥の地