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南国でお気楽ガーデニング

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ドラゴンフルーツ栽培方法

ドラゴンフルーツ栽培方法をまとめてみました。

鉢での栽培方法

鉢の大きさは10号鉢以上を使用する。
2本植える場合は12号鉢以上を用いたほうが望ましい。
培養度は赤玉土6:鹿沼土2:腐葉土2を混ぜた排水の良い土が望ましい。
支柱は耐久性のある材質を1,3~1,5mの長さ。
支柱の上に枝を支えるためにワッパを取り付ける。
用意した鉢に苗を1cm位埋め支柱にビニールひも等で縛る。
2~3日に一回灌水し、根が活着したら有機質肥料を2握り位与える。

土植えの場合
完熟堆肥・発酵済みの有機物等を土と良く混ぜて5cm位の深さまで耕す。
そこに苗木を1m間隔に植える(深さ約1cm)。
ドラゴンフルーツの根は、浅い表面にしか根は伸ないので
深く植えない方がよい。
また、苗木は動かないようパイプにしっかりと紐で縛る。
*切り口は4~5日位日陰で乾燥してから植える。
乾燥しないで植えると切り口から病原菌が侵入して腐敗することがある。

灌水
植えた当初は2~3日に一回灌水し、根が旺盛に張り出したら定期的に
十分に水を与える。
畝が乾ききらないように果樹園内に、ある程度の湿度を保ったほうが好い。
サボテンは元来砂漠の植物で、長時間降雨がなくても枯死することはないが、水分が十分にあれば成長は旺盛になる。
かたつむり、なめくじ等が新芽を食害するのでまめに駆除する

最適な場所
ドラゴンフルーツはやはり南国のフルーツですので太陽の光が大切。
光が不足する地域では、光を補うことが必要になります。
また夏の強い日差し(午後からの強い日差し)はなるべく避けましょう。
気温が 15 度以下になってきたら、室内に移します。
冬季は最低 8 度以上で育てましょう。

施肥
定期的に有機質肥料を根の周りに施すと根の伸びが旺盛になる。また開花後結実した時に燐酸、マグネシュウム等の入った有機肥料を施すと甘みが増すと云われている。

剪定
種苗からでた新芽は1本残して、その他は全て剪定する。主幹として残した枝は動かないようにパイプに紐で固定し上まで誘引する。頂上に達したら
数本の枝を出させて下に垂れ下がるようにする。

開花・結実
苗を植えてから約1年で開花、結実します。
花は、5月頃から11月頃まで数回開花する。
花は、夜9時頃から開花し明け方にかけて、月下美人のような花が咲く。
自然受粉で実を付けますが、開花時にミツバチ等がいない場合は、
筆等で人口受粉(夜10時頃から明け方頃まで)を行って下さい。
*人工授粉を行うと自然受粉より実が大きくなります

ドラゴンフルーツを実らせるために
白いドラゴンフルーツは自家親和性といって、同じ株同士で交配させることができます。室内で育てている方は、花が咲いたら人工授粉させます。
赤いドラゴンフルーツは、自家親和性と自家不親和性がありますので、
購入するときに確認しましょう。赤いドラゴンフルーツも自家親和性を
選べば、 1 株だけで交配することができ果実が実ります。



収穫
収穫は開花後40~50日位である。
・果頂部の果皮にしわがよったとき
・果実に亀裂が生じたとき



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