カテゴリ:好き好き、香水
本の整理をしていた時に、たまたま桜沢エリカさんの「メイキン・ハッピィ」
を手に取り、そのまま読みふけっていました(笑)。こちらは香水本-4-のページ にも入っているのですが、突然18億もの大金を手にした女性がジュエリービジネス、 また、フレグランスビジネスに乗り出すと言うストーリーで、要所要所に 化粧品や香水ボトルが描かれていたのでとても好きな漫画でした。 (結果的には無一文になるのですが、私の気持ち的にサクセスストーリー) 実はジュエリービジネスの所までは知っており、その後は読んでおらず、 結局ラストはどうなったのか知らなかったのですが(笑)、以前にオークションにて 香水本を探していた時にこちらの本もジャンルで出てきたので「え?どうして この本が【香水本】で検索すると出てくるんだ?」と思っていたのです。 その詳細にジュエリービジネスの後にフレグランスビジネスも手掛けるうんぬん とあり、「そう言えば、ラストどうなるのだろう~?」と興味が沸き 購入した経緯があります(笑)。この作品自体は91年から書かれていますが 私所有は2000年に発売された単行本です(祥伝社 上下巻各571円・税抜き)。 香水に興味を持ってまたこの本を手にすると、色々な細かい描写も気になる ようになりました。お金持ちになってからと言うもの、使用する化粧品、 また香水が存在感を持ち登場するようになります。それと同時に、 【当時の女性が好んで使っていた贅沢な化粧品は、このブランドでしょ?】 というのが出てくるんです。一番登場するのは【シャネル】ですが、 化粧品関係では【ゲラン】も多く、【YSL】も顔を見せます。 香水では、シャリマー、エンリココベリ、マダムロシャス、シャネルNo5、 ティファニー、セラヴィ!や、何と恋人に投げつけた(!)トレゾァなども 登場して、当時にどんな香りが流行っていたのか判るような気がしました。 この主人公、結局は自分が製作に関わった「ミヤコ」という香水ひとつ しか残らないのですが、心の芯を強くさせる唯一の香水というのは かけがいのない物ですよね。 ちょっと説明が長くなっちゃいましたが、以前の日記にも書いたと思った 「香水棚から溢れるほどの香水」を所有しているのが何だか思い入れ すらも薄くなっていくような気がして、大きいボトルの購入はなるべく 控えたい!と我慢中です。それぞれの香水は「○○で安く手に入れた!」とか 「フリマでこんなに安く購入できた!」というのがまあ、私の入手方法としては 主流でして(苦笑)、それもそれで思い入れがあるわけで大事な 思い出にもなる香水ももちろんあるわけですが、一つ一つ、大切に出来る かけがいのない香水なの!?と聞かれると・・・あ~ん、違います! と、なってしまう自分が恥ずかしいです・・・。 かなりこういった思いもムラが出来てしまい、その月によって多く購入して 満足している月(先先月)とか、全く購入せずにいる月(今月・笑)とか 購入して反省して、また安かったので購入して、また反省して・・・と いう繰り返しなんですよ。これで良いのか?香水道(ウェイ)? かといって、新作が出ると気になりますし、ボトルが美しいとやっぱり 欲しくなります・・・。日の当たらない涼しい我が家の一等地(笑)に置いて いますし、棚も作ったり可愛がってはいるのですが・・・ミヤコのように この香水一つで大丈夫!と言うのは・・・手持ちの香水にもありますし、 これから出会うであろう香水もあるかもしれないですし・・・とやはり 欲望は尽きないわけなんです。 ああ、この思いは堂々巡りなんだろうな・・・。 【本日の香水】 インヴェントユアセント/ジンジバー 名前からしてちょっと興味のあったこちらをセレクト。 トップ・ジンジャー、ベルガモット、ライム、タンジェリン ミドル・ジンジャー、カルダモン、ペッパー、フリージア ラスト・サンダルウッド インスピレーション・クレオパトラ あ、TOPは【オリジンズ】ジンジャーセンシャスセントのように ジンジャーがしゅわしゅわと弾けますよ~!今まで試した中で 結構ライト&香りの持続が感じられない爽やかな香りです。 スパイシーな部分も強いのですが、香り自体が弱いので使い やすいのと同ブランドの香りを混ぜやすいのではと思います。 ジンジャーセンシャスセントよりも香りの持ちは良いような・・・? 系統は全く同じですね。 クレオパトラって・・・。ミステリアスっぽい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[好き好き、香水] カテゴリの最新記事
|
|