坂本から、延暦寺へ登る
年明けの寒い日、西国三十三観音寺のひとつ、三井寺参りの時にこちら延暦寺にも寄ろうとしましたが、陽が傾き、雪がチラつき始めたので、又の機会にしたのでした。その延暦寺に行ったのは、紅葉狩り真っ盛りの11月半ば。滋賀県の社寺の紅葉も有名です。この辺りには日吉神社・西林寺・三井寺などがあります。日吉神社の辺りは渋滞です。少し離れた公共の無料Pに停めて、歩いて延暦寺を目指します。坂本駅からウォーキングを楽しむグループが階段を上がっていきました。延暦寺へ行くには、滋賀県の比叡山ドライブウェイ。電車を利用してケーブル、こちらは京都側(比叡)と滋賀側(坂本)があります。でも、歩き道があるはず・・・と検索したら、有りました^^比叡高校の横にある階段が入口です。階段を上がるとケーブル乗り場があり、そこを過ぎると静かな山道です。標識もお地蔵さんもありません。普通の山道ですが迷うことはありません。時々木の間から琵琶湖がちらりと見えます。大橋や沖島もかすかに。~琵琶湖~団体さんが行った後は、個人で歩く人がぽつぽつ。山ファッションが素敵なカップルが何組も追い越して行きます。微笑ましい。 時折あらわれるモミジがハッ(^^とします。どの位前に整備したのでしょう。コンクリート道はその下を流れる雨水で崩されて見るも無残です。所々こんな場所がありますが、登るには支障はありません。この道は延暦寺を通って更に比叡山(848m)へ続いています。東海自然歩道と合流しているのですねぇ。電車で坂本駅から登り、延暦寺を過ぎて京都の八瀬駅へ下りる人やその逆コースの人もいます。京都側の道はきらら坂と呼ばれ、京都トレイルコースのようです。最近めっぽう歩かないから、へなちょこの足のオバハン追い越されるばかりです。ここでも、四国でも~石碑が並んだ場所まで来たらお寺はもうすぐです。ケーブルの音や微かに低く優しい鐘の音が聞こえてきました。(音からして、かなり厚く大きい鐘でしょう)お墓を祀る石垣を過ぎると急に開けて舗装道になります。山道はいつの間にか比叡山会館の前に来ていました。見えます見えます凄い人です。~法然堂~世界文化遺産の比叡山延暦寺根本中堂は国宝です。修学旅行で来た時の張り紙が忘れられません。「国宝とは何ぞ 国宝とは人なり」モミジの下で、お弁当を食べて、さて~東塔・西塔をゆっくり拝見します。