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カテゴリ:中山道
高田駅から加納宿、現在の岐阜駅に向かって歩き出します。
左手に手力神社、岐阜は右手に進みます。 曲がり角には「左 木曽路」とありました。 まだ古きものが残る中山道。探しながら歩くのも、また楽し、です。 細畑には住宅の間に一里塚が復元されています。それも両側に。 山路を歩いた時はよく目にしましたが、町中では大変珍しい。 ここで一休みとしました。 ~細畑の一里塚~ 昔から営んでいるおだんご屋さん、この角を右に曲がります。 「ここを右に曲がりま~す」 1本売りをしてるのでお買い上げ~ キリリとした醤油味のおだんご、小川沿いに腰かけて一休みです。 市街地も道標や小さなお堂があって、家並にも街道の雰囲気が残ります。 岐阜駅前のビルが見えてきました。 中山道は駅の南側を走っています。 道沿いにうなぎ屋さんがあったので、店構えに誘われて飛び込みました。 二文字屋は1620年、御飛脚使宿(ひきゃくやど)として茶料理を始めたのが発端で、現在はうなぎと懐石料理を呈する。 時間に余裕があったら是非寄っていただきたい。 外はサクサク!中はふわふわのうなぎ、甘くないタレが絶品でふんわりしたご飯にからまって、たまんない。 後味スッキリでいくらでも食べれます。 ~ひつまぶし~ 岐阜駅を背中に西に向かって歩きます。 東海道線の高架をくぐるとその先には長良川が流れています。 かつては<河渡の渡し>がありましたが、今は河渡橋が出来たので中山道は橋を通ります。 でも、この上流1キロの所に「渡し」が残っているのですよ。 <お紅の渡し>は身分の低い人や女が利用したそぅです。 NHK新日本風土記の<川渡し>シリーズで知り、是非渡りたいと思っていました。 手前の<乙津寺>で弘法大師さんを拝んでから、土手に上がれば見晴らし良好、岐阜城や伊吹山がよく見えます。 ~右は金華山、岐阜城がある~ また河原へ下りるのですが、葦や雑草が伸びた道を行くと・・・ありました(^O^) 手前の岸から白い旗の棒を振り回すと、向こう岸から船頭さんがやってきます。 かつては手漕ぎの舟でしたが今はモーターなので所要時間は2分余りです。 船頭さんは長良川の鵜飼舟を運転していた方々が4人交代で詰めています。 テレビで見た女性の船頭さんはこの日はお休みでした。 渡船料は無料。 中山道から少し外れるけれど、こんな寄り道も面白いですね。 土手を歩いて河渡宿へ。 河の手前にある宿場は河の水次第で何日も足止めされる事があるので、どこの宿場も栄えたそうです。 戦争による焼失や長良川の改修工事で今は静かな通りとなり、面影はありません。 この日はここまで、JR瑞穂駅まで歩いて帰ります。 R1年 10月27日 晴れ 12km お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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