2021/11/30(火)11:40
西穂高の入口、丸山で山女気分
高山に行ってきました。
観光バスは皆無でしたが、街を歩く顔はみんな嬉しそうでした。
城跡のある低い山に登ると、この夏行った乗鞍、穂高の山並みが手に取る様に見えました。
青い空にくっきりと白い稜線が見えて輝いていました。もうすっかり冬です。
前回の<乗鞍>のブログ更新から2か月が過ぎています((+_+))
鈍足の私でもロープウエイを利用すれば日帰りで穂高の入口辺りまで歩く事が出来る、9月の末に行った西穂高の山歩きです。
西穂高ロープウエイを利用して岐阜県側から登ります。
山頂駅はH2156m、4階建物の3階には売店、4階はレストラン、展望台からは大パノラマが広がります。
麓との気温差は5℃、街中とは10℃の差があるので、長袖にして念のために上着も持ってきました。
若者達や家族連れが目の前に連なる山々と眼下の景色をバックに写真撮影に熱中しています。
陽が登るにしたがい青空も見えてきました。
駅の周りにはチョットした散策道がありロープ―ウェイの下り時刻までふらりと散歩する人もいます。
アップダウンが少ない歩きやすい散策道ですが、眺望はできません。
この先、穂高を目指す人たちはさっさと登山口を目指して奥へと進んでいきます。
~登山道入り口~
突き当りの小屋の横に登山口がありました。ここから先は軽装では進めません。
観光客が軽い気持ちで入り込まないように、注意書きがバシッ!と明記されていました。
私たちは日帰りで、西穂山荘の先の<丸山>まで往復する予定です。
その先に西穂高岳がありますが私の足では無理、残念ですが。
北アルプスは更にその先、穂高岳・北穂高岳・南岳・中岳・そして槍ヶ岳と続きます。
歩いたのは9月20日
足元の草木がわずかに色ずいて、秋が下りてきている気配を感じました。
山頂駅は約2150M、約2450mの丸山までは標高差300メートルほどです。
自分の中で300mは岐阜城のある金華山くらい、とは言え高い山は岩が多くて手ごたえ大です。
ストックを持参しなかったのを後悔しながら、膝と右股関節をかばってゆっくり登ります。
下りてくる人が結構います。
大きなリュックの人は丸山の先の山小屋利用かテント泊をして険しい道を歩いてきた方々。
前日には穂高で震度4の地震があったので、さぞや怖かっただろうと察します。
眺望はありません。ひたすら登ります。黙々。
道が平らになって空が見えてきたら、西穂山荘です。
やっと腰が下ろせます。
広場では多くの登山者が思い思いに寛いでいます。
ここでコンビニ昼飯、私は山荘名物の<ラーメン>も頂きました。
事前に見た評判はさまざま、麺の湯で加減がいまひとつなのは標高が高いせいではないかな?
でも山頂で食べるどんぶりラーメンは塩分補給にも最適、コロナ禍で経営の苦しい山荘に応援です。
東に上高地が見えます。あの赤い屋根は・・・帝国ホテル。
昨秋、GOTOトラベルを利用して行った上高地、下から見上げた時に登ってみたいと思った山並の<入口>に立つことが出来ました。
さてと、山荘北側の登山道を登り<丸山>へ進みます。
あれよと言う間にまた雲が流れてきました、ガスの中ですが不安定な岩場はそう続きません。
展望が開けて気分は山女です。
前日の地震では落石事故がおきていて、この日も捜索ヘリが山肌ギリギリに飛んでいました。
向こうの登山道から下りてくる人たち。あ~体力があったらなぁ、あ~若かったらなぁ~
これ以上先に私はいけません。引き返します。
オバはんに出来るゆる山歩きを楽しんでいくつもりです。
低山とか、時には車で途中まで登ったり、ロープウエイなどを利用して高い山気分を味わったり。
色んな楽しみ方がありますよ、ねっ。
2021・9.20 晴れ時々くもり
進穂高ロープウエイ西穂高口駅(2156m)~西穂高荘~丸山(2425m)~西穂高荘~駅
歩行時間 4:20(休憩含む) 歩行距離 4.8km 登り標高差285m